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小学生向けタブレット教材として人気のスマイルゼミとチャレンジタッチ。
- 専用のタブレットとタッチペンを使用
- 外部サイトにはつながらない
- 早期退会すると解約手数料がかかる
- いつでもスマホから学習状況を確認可
- 国語と算数の無学年学習ができる
など、共通する点も多いだけに、正直どっちがいいのか悩みますよね。
このページでは次の8項目について、スマイルゼミとチャレンジタッチを比較していきます。
スマイルゼミとチャレンジタッチの比較8項目
- 難易度
- 料金
- 無学年学習
- 英語
- 漢検対策
- タブレット性能
- 解約
- 兄弟使い回し
スマイルゼミとチャレンジタッチの「難易度」を比較
難易度比較1:どちらの教材も教科書レベル
スマイルゼミとチャレンジタッチを比較検討するときに、教材としての難易度が気になる親御さんもいると思います。
というのも、どちらの教材もネット上には「簡単すぎる」という口コミをよく見かけるからです。
簡単すぎるなんて言われると、そんな教材を子どもに与えていいのかためらってしまいますよね。
スマイルゼミとチャレンジタッチは教科書に準拠しているので、小学校の授業よりも簡単すぎることもなければ難しすぎることもありません。
ではスマイルゼミとチャレンジタッチが簡単すぎると感じる要因はどんなところにあるのでしょうか。
難易度比較2:スマイルゼミよりチャレンジタッチが簡単すぎると感じる要因
スマイルゼミやチャレンジタッチが簡単すぎると感じるのは、お子さんが小学校の授業についていけてるから。
少なくとも教科書レベルの難易度はクリアしていると判断して大丈夫です。
しかし、それだけの理由でホッとできないのが親心。
教材を簡単に進められるよりも、時には悩んで間違えて試行錯誤しながら進められたほうが、親としては手応えを感じますよね。
しかし、大人から見たら簡単すぎると感じる内容でも、実際にやっているお子さんにとってはちょうどいいレベルだと感じているかもしれません。
逆に難易度の高い問題が増えると、勉強が嫌になるお子さんがいます。全問正解しないとやる気を失うお子さんもいます。
スマイルゼミとチャレンジタッチは反復学習による基礎固めと、毎日の学習習慣を身につけることを目的としているタブレット教材。
反復学習のドリル型の問題が多く、応用問題の学習量としては物足りなさを感じるかもしれません。
ただそれもそのはず!どちらの教材も1日の学習時間を低学年なら10分、高学年なら20分程度が目安になっているからです。
反復学習による基礎を固めと、毎日の学習習慣を身につける目的だからこそ、教科書の標準的な難易度になるのは仕方がありません。
チャレンジタッチで難易度を上げる方法は3つ
チャレンジタッチで学習の難易度を上げる方法は3つあります。
1.実力アップレッスンに取り組む
チャレンジタッチの難易度を上げるのに、もっとも手っ取り早い方法が実力アップレッスンに取り組むこと。
チャレンジタッチのデフォルトでは全科目「標準コース」に設定されていますが、「上位コース」にて教科書以上の発展的な問題に取り組むことができます。
コース設定の変更は保護者用サイトの「おうえんネット」から無料で簡単におこなえますよ♪
科目ごとに難易度を設定できるので、得意を伸ばしたい科目だけ「上位コース」への変更もできます。
ココがおすすめ
学年を超えて学べる「漢字・計算アプリ」や「12段階習熟度別の英語教材」なども活用して、難易度だけではなく学習量もアップできます。
難易度を上げるために実力アップレッスンに取り組むと、あわせて学習量も増えて一石二鳥。
2.オプション講座を追加する
チャレンジタッチで学習の難易度を上げる方法の2つ目が、オプション講座に入会することです。
チャレンジタッチには6種類のオプション講座があります。
チャレンジタッチのオプション講座(月額)
- チャレンジライブ(7,980円)
- 考える力・プラス(2,403円~)
- オンラインスピーキング(990円~)
- プログラミング講座(2,900円~)
- 作文・表現力講座(3,030円~)
- かがく組(1,027円~)
チャレンジライブはオンラインの1回45分の少人数指導で、月に4回応用力の定着を目指せる講座。
講座のクラス分けも3段階あり、チャレンジタッチの学習履歴をもとに、お子さんのレベルに応じたクラスで難易度の高い学習をおこなえます。
「人が介在していること」「オンタイムであること」「少人数であること」「質問には個別対応」などを考慮すれば、高く感じる月額費用もやむなしではないでしょうか。
チャレンジタッチにはチャレンジライブのほかにも、深く学びたい特定分野のオプション講座がたくさんありますよね。
3.無学年学習コンテンツに取り組む
チャレンジタッチの難易度を上げる方法の3つ目が、無学縁学習コンテンツに取り組むこと。
ココがおすすめ
チャレンジタッチでは今の学年に囚われることなく、先取りやさかのぼりが可能な無学年学習がおこなえます。
チャレンジタッチではAI国語算数トレーニングとして、2022年4月号から無学年学習がおこなえます。
無学年学習のAI国語算数トレーニングは無料で取り組めるのが魅力。
簡単すぎるという口コミで難易度的にどうなのか心配だったチャレンジタッチ。
3つの方法で難易度アップの調整ができることがわかれば、あとは安心してチャレンジタッチの検討を進めるだけです。
スマイルゼミで難易度を上げる方法は3つ
スマイルゼミで難易度を上げる方法は3つあります。
1.漢字検定ドリルと算数ドリル
スマイルゼミには5教科のメイン教材とは別に、漢字検定ドリルと算数ドリルが標準装備されています。
漢字検定ドリルは学習したことがそのまま漢字検定の受検に対策にもなる秀逸な内容。
算数ドリルでは難易度の低い問題から難易度の高い問題へと、段階を踏んで積み重ねていけるようになっています。
2.オプション講座を追加する
漢字検定ドリルと算数ドリルだけでは物足りない場合は、オプション講座の追加を検討してみるのも難易度を上げていく手段のひとつになります。
スマイルゼミにはオプション講座が2つあります。
スマイルゼミのオプション講座(月額)
- スマイルゼミ発展コース(学年別会費+500円~)
- スマイルゼミ英語プレミアム(680円~、2,980円~)
スマイルゼミ発展コース
スマイルゼミの発展コースは学年別会費に500円を追加した料金から始められる、難易度の高い問題に取り組めるオプション講座。
デフォルトの標準講座に比べて「講座の数が1.2倍」「学習時間が1.5倍」にレベルアップします。
問題の難易度がアップするため、発展コースには解答の動画解説がついています。
ぶっちゃけ動画解説については、親が横にいてサポートしてあげないと、理解が難しいのでは?と感じています。
とはいえ、全ての科目で教科書レベルの学習内容を超えるなら、スマイルゼミの発展コースも検討の余地がありそうです。
スマイルゼミ英語プレミアム
英語で難易度の高い勉強を望むなら、スマイルゼミ英語プレミアムへの加入がおすすめです。
スマイルゼミの英語プレミアムについては、チャレンジタッチとスマイルゼミの英語学習を比較した章で詳しくお伝えします。
3.無学年学習に取り組む
スマイルゼミの難易度を上げる方法の3つ目が、無学年学習コンテンツに取り組むこと。
ココがおすすめ
スマイルゼミでは今の学年を超えて、先取りやさかのぼりが可能な無学年学習がおこなえます。
スマイルゼミの無学年学習は2022年4月号からコアトレという講座でスタートしました。
小1から中3までの国語算数の学習範囲を公文並みの学習量でこなせるコアトレは、追加料金なしで取り組める講座。
ぶっちゃけコアトレだけでもコツコツ続けることができれば、スマイルゼミが簡単すぎるという口コミも全く気にならなくなります。
スマイルゼミとチャレンジタッチの難易度比較まとめ
スマイルゼミとチャレンジタッチの難易度と、難易度アップの講座についてまとめておきます。
難易度アップ講座比較表
スマイルゼミ | チャレンジタッチ | |
デフォルト設定の難易度 | 教科書レベル | 教科書レベル |
難易度アップ講座(無料) | 漢字検定ドリル・算数ドリル | 実力アップレッスン |
コアトレ | AI国語算数トレーニング | |
難易度アップ講座(有料) | スマイルゼミ発展コース | チャレンジライブ |
考える力・プラス | ||
オンラインスピーキング | ||
スマイルゼミ英語プレミアム | プログラミング講座 | |
作文・表現力講座 | ||
かがく組 |
スマイルゼミとチャレンジタッチは、教科書レベルがデフォルト設定のため、教材の難易度としては互角です。
ただ難易度調整が無料でできるのはチャレンジたちのほう。スマイルゼミで難易度を上げるには課金が避けられません。
ココがポイント
チャレンジタッチは実力アップレッスンで難易度を2段階上げられることに加え、添削サービスで記述力も鍛えられます。
最終的に好みになるとは思いますが、教材の難易度を比較した結果では、チャレンジタッチのほうが難易度の高い学習ができるという結論になりました。
スマイルゼミとチャレンジタッチの「料金」を比較
料金比較1:月謝
スマイルゼミとチャレンジタッチの月謝を比較してみましょう。
スマイルゼミとチャレンジタッチの月謝には「12ヶ月一括払い」「6ヶ月一括払い」「毎月払い」と3種類の料金体系があります。
学年別月謝比較表
スマイルゼミ | チャレンジタッチ | |||||
12ヶ月一括 | 6ヶ月一括 | 毎月 | 12ヶ月一括 | 6ヶ月一括 | 毎月 | |
1年生 | 3,278円(×) | 3,718円(×) | 4,268円(×) | 3,250円(○) | 3,610円(○) | 4,020円(○) |
2年生 | 3,520円(×) | 3,960円(×) | 4,510円(×) | 3,490円(○) | 3,890円(○) | 4,320円(○) |
3年生 | 4,180円(○) | 4,620円(○) | 5,170円(○) | 4,460円(×) | 5,000円(×) | 5,320円(×) |
4年生 | 4,840円(○) | 5,280円(○) | 5,830円(×) | 4,980円(×) | 5,370円(×) | 5,590円(○) |
5年生 | 5,720円(○) | 6,160円(○) | 6,710円(△) | 5,980円(×) | 6,460円(×) | 6,710円(△) |
6年生 | 6,270円(○) | 6,710円(○) | 7,260円(×) | 6,370円(×) | 6,880円(×) | 7,150円(○) |
ぱっと見、1・2年生の料金だとチャレンジタッチが安く、3年生以降はスマイルゼミのほうが安いことがわかります。
ちなみに金額のうしろにある「○×△」の意味は、同じブロックの料金を比較して、安いほうを「○」、高いほうを「×」、同額なら「△」で示しています。
例えば、1年生の12ヶ月一括払いのブロックでは、スマイルゼミよりもチャレンジタッチのほうが安いので、チャレンジタッチの勝利で「○」スマイルゼミに「×」が付いています。
1年生から6年生までの全18ブロックの料金比較では、スマイルゼミの勝利。
対戦成績は・・・
- スマイルゼミ 9勝1分け
- チャレンジタッチ8勝1分け
しかし、タブレット教材は月謝だけではなく購入費用や諸経費にも目を向けて比較することが大切です。
次に専用タブレットの購入代金など、スマイルゼミとチャレンジタッチの諸経費も見てみましょう。
料金比較2:タブレット代
タブレット代や諸経費の比較表
スマイルゼミ | チャレンジタッチ | |
タブレット購入費用 | 10,978円 | 6ヶ月以上の継続で無料 |
1,078円×12回払いも可能 | ||
早期退会の違約金 | 6ヶ月未満:32,802円 | 6ヶ月未満:9,900円 |
6ヶ月以上12ヶ月未満:7,678円 | ||
タブレット保証契約(任意) | 3,960円/年 | 1・2年生:3,600円~/年 |
3年生以上:2,400円~/年 | ||
破損によるタブレット交換費用 | 6,600円(保証契約あり) | 1・2年生:3,300円(保証契約あり) |
3年生以上:3,300円(保証契約あり) | ||
43,780円(保証契約なし) | 1年生:39,800円(保証契約なし) | |
2年生以上:19,800円(保証契約なし) |
タブレット代や諸経費の比較では、チャレンジタッチの費用が安く、スマイルゼミの費用が高いことがわかりました。
表にある「タブレット保証契約」というのは、いわゆる「タブレット保険」のこと。
ココがポイント
もしタブレットが破損したときにタブレット保険に入っていれば、交換費用がかなりお得になります。
スマイルゼミとチャレンジタッチも保証契約があるかないかで、タブレット交換費用が桁違いですよね。
タブレット保険は入るべきかのアンケート結果
スマイルゼミを例にとると、タブレット保険に入っていないと43,780円かかる交換費用ですが、タブレット保険に入っていれば6,600円。
出費額としてはかなりの痛手になりますよね。。。
とはいえ、タブレットカバーがあれば滅多なことでは破損しないのでは?と考える親御さんもいると思います。
そこで気になるのがタブレット保険に加入している人の割合。
当方がクラウドソーシングを利用しておこなったアンケート結果では、40人中32人で85%の会員さんがタブレット保険に加入していることがわかりました。
またチャレンジタッチの場合、1年生のタブレット保険料や交換費用が2年生以上の料金に比べて割高ですよね。
このことからも1年生はタブレットの破損リスクが高く、タブレット保険を使って交換された件数が多いと推測できます。
スマイルゼミとチャレンジタッチの料金を比較して、ほかにもっと安い通信教育がないか気になった方はこちらの記事もどうぞ。
料金比較3:無料でできる講座
コスパという観点から追加料金なしで標準配信される、スマイルゼミとチャレンジタッチの講座も比較しておきましょう。
標準配信講座の比較表
スマイルゼミ | チャレンジタッチ | |
教科学習 | 国・算・理・社・英 | 国・算・理・社・英 |
無学年学習 | コアトレ | AI国語算数トレーニング |
プログラミング | 年3回 | 毎月 |
全国規模のテスト | 年3回 | 年3回 |
オンライン授業 | 1講座あたり15分の授業動画 | 月に1回以上の参加型ライブ授業 |
授業時間は20~30分 | ||
録画版も視聴可能 | ||
資格取得対策 | 漢検 | 漢検・英検 |
添削サービス | なし | あり |
書籍サービス | なし | 電子書籍約1,000冊 |
追加料金なしで標準配信される講座の比較ではチャレンジタッチのコスパ良しです。
特に月1回以上おこなわれる参加型ライブ授業は「先生に直接質問できる」という、これまでの通信教育に風穴を開けたインパクトのある企画。
夏休みなどの長期休暇中は月に2,3度ほどあるので、チャレンジタッチを選ばれた場合はぜひ参加してみてください。
オンラインライブ授業に参加できなくても、アーカイブは残るので1週間後には視聴できるようになっています。
チャレンジタッチとスマイルゼミの料金比較まとめ
スマイルゼミとチャレンジタッチの料金を比較してみた結果、
月額会費:スマイルゼミ<チャレンジタッチ
タブレット代:スマイルゼミ<チャレンジタッチ
中途解約によるタブレット違約金:スマイルゼミ>チャレンジタッチ
タブレットの保証や修理:スマイルゼミ>チャレンジタッチ
タブレットの交換費用:スマイルゼミ>チャレンジタッチ
など、総じてチャレンジタッチのほうが安いことがわかりました。
ココがポイント
追加受講費なしで受講できる標準配信される講座は、チャレンジタッチのほうが多くコスパ的にも抜群です。
スマイルゼミとチャレンジタッチの「無学年学習」を比較
スマイルゼミとチャレンジタッチの無学年学習について
2022年の4月号からスマイルゼミでは「コアトレ」、チャレンジタッチでは「AI国語算数トレーニング」として、無学年学習ができる講座が設けられました。
ココがポイント
どちらの講座も追加料金なしで、先取り学習やさかのぼり学習など、お子さんにとって必要な勉強を効率良くおこなえます。
同じタイミングでスタートした「コアトレ」と「AI国語算数トレーニング」。2つの教材の特徴や違いはどんなところにあるのでしょうか。
無学年学習比較1:コアトレとAI国語算数トレーニングの違い
まずはコアトレとAI国語算数トレーニングの学習内容の違いを確認しておきましょう。
先取り学習比較表
コアトレ | AI国語算数トレーニング | |
対象科目と単元 | 【国語】文字、漢字、言葉、文章の仕組み | 【国語】漢検対策・語彙・読解 |
【算数・数学】計算、数量、図形 | 【算数】計算・図形・数・量 | |
学習範囲 | 幼児~中3 | 小1~小6 |
先取りの自由度 | 【国語】1学年下から先取りスタート | 【国語】どこからでも先取り・さかのぼりOK |
【算数・数学】1学年下から先取りスタート | 【算数】計算のみテストの結果から先取りスタート、ほかの単元はどこからでもOK | |
さかのぼりの自由度 | どこからでもOK | どこからでもOK |
対象科目と単元
コアトレとAI国語算数トレーニングで無学年学習ができる科目は国語と算数。
どちらの教材でも必要な単元が網羅されており、学習内容に大きな違いがないことがわかります。
学習範囲
学習範囲に関しては、幼児から中3までできるスマイルゼミのほうに軍配が上がります。
AI国語算数トレーニングでは中学生の学習範囲まで進めないので、6年生が先取り学習できないデメリットがありますよね。。。
逆にスマイルゼミなら公文のように中学校の学習範囲まで進められます。
先取り学習の自由度
先取り学習で自由度が高いのはチャレンジタッチのほう。
チャレンジタッチは算数の計算のみテスト結果からおすすめされるステージからスタートしますが、ほかの単元や国語はどこからでも先取り学習に取り組めます。
逆にスマイルゼミには事前のテストがなく、先取り学習する場合は1学年下からスタートします。
1年生の学習成績が完璧な2年生であっても、1年生の単元から先取り学習をスタートさせるのは退屈ですよね。
ただそこがスマイルゼミ・コアトレのポリーシー。先取り学習するからこそ、まずはひとつ下の学年で基礎を徹底して先の学年に進んでもらいたいのでしょう。
先取り学習のさきがけである公文の場合も、わかっている簡単なところから学習がスタートします。
さかのぼり学習の自由度
さかのぼり学習に関しては、AI国語算数トレーニングもコアトレのいずれも、どこからでも学習をスタートできます。
算数は学年を大幅に飛び越えてさかのぼるケースもあるので、どこからでも学習をスタートできる自由度の高さは魅力ですね。
ここからはAI国語算数トレーニングやコアトレにしかない講座の特長をお伝えします。
無学年学習比較2:AI国語算数トレーニングにしかない特徴
AI国語算数トレーニングにしかない特徴はお伝えしたとおり、計算の先取り学習を行なうときのみレベルチェックのテストがあること。
レベルチェックのテストがあるだけでも、適切なスタートラインから先取り学習を始められますよね。
AI国語算数トレーニングのもうひとつの特徴は、チャレンジタッチだけではなく紙教材でもできること。
進研ゼミ小学講座を紙教材で受講しているお子さんでも、自宅にパソコンやタブレットがあれば、AI国語算数トレーニングに取り組めます。
学習量もAI国語算数トレーニングは豊富です。
AI国語算数トレーニングの学習量
ステージ数 | レッスン数 | 問題数 | |
漢検対策 | 91 | 771 | 11,000 |
語彙・読解 | 120 | 940 | 5,300 |
計算集中 | 53 | 431 | 13,000 |
図形・数・量 | 50 | 336 |
公文のように算数の「計算集中」だけに特化して終わらせたい場合、1日1レッスンで1年2ヶ月、1日2レッスンで7ヶ月かかります。
ちなみに1年生がAI国語算数トレーニングを全て終わらせたい場合、毎日1レッスンずつ進めると5年、毎日2レッスンずつ進めると2年半かかります。
適切なスタートラインと豊富な学習量がAI国語算数トレーニングの魅力です。
無学年学習比較3:コアトレにしかない特徴
コアトレは学習量が少ないのかいうとそんなことはありません。
コアトレもステージ数や単元数は決まっていますが、無制限に無学年学習に取り組めるためこなせる学習量も無制限。
コアトレの問題はAiが自動的に作成するので、どれだけの学習量をこなしても同じ問題が出てくる心配もありません。
コアトレにしかない特徴の最たるものが、ユーザー同士で対戦型学習がおこなえるみんトレ。
これまでのどの通信教育にもなかった対戦型学習は、これからの通信教育のあり方を変えるほどのインパクがあります。
通信教育の課題だった孤独な学習時間も、みんトレがあれば高いモチベーションで望めるので励みになりますよね。
というのも、みんトレに参加するにはコアトレ学習を継続していないと参加資格がもらえないからです。
高いモチベーションで家庭学習を続けられるのがコアトレの魅力です。
スマイルゼミとチャレンジタッチの無学年学習の比較まとめ
スマイルゼミとチャレンジタッチの無学年学習を比較した結果をまとめておきます。
- スマイルゼミの無学年学習講座はコアトレ
- チャレンジタッチの無学年学習講座はAI国語算数トレーニング
- 学習範囲の広さは中3まであるコアトレのほうが広い
- 先取り学習の自由度はAI国語算数トレーニングのほうが高い
- 1学年下から始まるコアトレの先取り学習は「定着」を考えたら納得
- 対戦型学習ができるコアトレのほうが高いモチベーションで継続できる
無学年学習の比較ではコアトレのあるスマイルゼミに軍配が上がりました。
AI国語算数トレーニングもコアトレもデジタルコンテンツなので、今後もたくさんアップデートされていくはず。
アップデートの最新情報は公式サイトにてご確認ください。
スマイルゼミとチャレンジタッチの「英語」を比較
スマイルゼミとチャレンジタッチの英語講座について
まずはスマイルゼミとチャレンジタッチとにはどんな英語講座があるのかを確認しておきましょう。
英語講座比較
スマイルゼミ | チャレンジタッチ | |
英語講座 | メインレッスン | メインレッスン |
チャレンジイングリッシュ | ||
英語プレミアム(有料) | オンラインスピーキング(有料) |
チャレンジタッチに3つ、スマイルゼミには2つの英語講座があることがわかります。
メインレッスンとはチャレンジタッチやスマイルゼミで学年別に配信される講座のこと。
英語講座比較1:メインレッスンはスマイルゼミがおすすめ
まずはメインレッスンの英語の学習内容を比較します。
メインレッスン英語配信学年比較表
スマイルゼミ | チャレンジタッチ | |
配信学年 | 1年生~ | 3年生~ |
メインレッスンで英語にチカラを入れているのはスマイルゼミのほう。1年生から英語が標準配信され、毎月4~5講座を受講できます。
週に1回「映像+音」で英語を楽しくインプットできるスマイルゼミ。
ネイティブの発音を聞くことも話すことも自然に身につき、違和感なく英語学習に取り組める内容になっています。
そう感じているのは我が家だけではないようで、2022年の小学生向け英語教材でもナンバーワンに選ばれるスマイルゼミ。
では1・2年生のメインレッスンに英語がないチャレンジタッチはダメなのかというとそんなことはありません。
たしかに1・2年生のメインレッスンに英語はありませんが、スポット配信で触れられるようになっています。
1年生なら年に1回、2年生なら年に3回、「聞いて意味がわかる」「話せる」表現を着実に増やすことを目的に、キャラクターとのやり取りで英語を話すの楽しさを実感できるアプリが配信されます。
教科学習となる5年生からは、教科書に準拠した英語講座も配信されます。
ただ1年生から英語が標準配信されるスマイルゼミと比較すると、チャレンジタッチのメインレッスンは見劣りしますよね。
スマイルゼミの英語プレミアムについて
発音練習から英検まで、お子さんのレベルや目的に応じた英語学習がおこなえるスマイルゼミ英語プレミアム。
スマイルゼミはメインレッスンで月に4~5講座ありますが、物足りないと感じた場合は有料オプション講座の「スマイルゼミ英語プレミアム」がおすすめです。
スマイルゼミ英語プレミアムの料金
レベル/月額会費 | 12ヶ月一括払い | 6ヶ月一括払い | 毎月払い |
HOP | 748円 | 803円 | 869円 |
STEP | 748円 | 803円 | 869円 |
英検対策 | 3,278円 | 4,048円 | 4,378円 |
スマイルゼミ英語プレミアムの配信数は月に7~8講座。
月に4~5回配信されるメインレッスンとあわせると、週に3回は映像+音の世界でインプットとアウトプットをおこなえますね。
というのも、自宅で受講できる英語プレミアムなら、人目を気にすることなく発話できるからです。
日本語にはない発音からフォニックスまで、スマイルゼミ英語プレミアムならマイペースで高い学習効果が期待できます。
発音練習中心のHOP・STEPならお得な料金で受講できるので、スマイルゼミへの入会を検討するときは考慮入れておきたいオプション講座です。
英語講座比較2:英検対策なら無料できるチャレンジイングリッシュがおすすめ
チャレンジングリッシュは進研ゼミの会費なら、英語4技能やフォニックス、英検対策を無料でおこなえます。
正直メインレッスンではチャレンジタッチの英語学習の良さが感じられませんでしたよね^^
しかし、チャレンジタッチの英語学習は良さは、全てチャレンジングリッシュに集約されています。
チャレンジングリッシュの良さを3つにまとめるとこんな感じ。
1.チャレンジングリッシュは無料
チャレンジイングリッシュは進研ゼミに入会したら、誰もが無料で利用できる英語講座。
ぶっちゃけスマイルゼミの英語プレミアムと同等の学習内容を追加受講費なしで受講できます。
チャレンジタッチかスマイルゼミの選択で、英語学習のコスパの優先順位が高いなら、チャレンジングリッシュのあるチャレンジタッチを選んでおけば大丈夫です。
2.英語4技能を伸ばしフォニックスも学べる
小学生の英語学習は「聞く」「話す」技能が中心になることが多いですよね。
しかし、チャレンジイングリッシュ小学校の教科書に準拠した教材らしく、英単語や文法に関することもしっかり抑えられているので安心です。
もちろん発音専用もレッスンも用意されているのですが、間違えたとしてもすぐにチャレンジしたくなる仕掛けはさすが!
無料レッスンで文字と発音の関係が身につくフォニックス学習までできるチャレンジングリッシュ。
英語の基礎を身につける目的でも利用したいですね。
3.英検対策も無料
チャレンジングリッシュなら英検対策も無料でおこなえます。
チャレンジイングリッシュには全12ステージありますが、小学生向けの講座はステージ8まで。
ステージ8が終わった段階で英検3級相当の英語力が身につきます。ちなみに英検3級は中学校3年生修了レベルの英語力。
オンラインスピーキングではどんな英語学習ができる?
スマイルゼミと同様に、チャレンジタッチにも有料講座のオンラインスピーキングがあります。
チャレンジイングリッシュとの違い
- オンラインスピーキングは対人レッスン
- オンラインスピーキングは完全個別指導
ということで、外国人講師とコミュニケーションを取りながら、オンライン英会話教室のスタイルで学ぶのがオンラインスピーキングの特徴。
キャラクター相手に発音する学習とは違い、対人なので日常のささいなことを英語でどういうのかも質問できます。
チャレンジイングリッシュの学習履歴をベースに受講クラスが決まるので、どのクラスになっても今までの延長線上で学べて安心です。
1回990円から受講できるので、チャレンジングリッシュで物足りなくなったお子さんには最適ですね。
スマイルゼミとチャレンジタッチの英語学習比較まとめ
スマイルゼミとチャレンジタッチの英語学習を比較した結果をまとめておきます。
- メインレッスンの英語ならスマイルゼミを選びたいところ
- ただし無料でできるチャレンジングリッシュはコスパが最高
スマイルゼミかチャレンジタッチを選ぶ上で、英語学習の優先順位が高いならチャレンジングリッシュのあるチャレンジタッチがおすすめです。
チャレンジングリッシュの学習内容が無料できるなんて、ぶっちゃけ反則レベルだと思いました。
学習内容の最新情報は公式サイトで確認願います。
スマイルゼミとチャレンジタッチの「漢検対策」を比較
スマイルゼミとチャレンジタッチの漢検対策講座について
漢検対策比較表
スマイルゼミ | チャレンジタッチ | |
対策講座名 | 漢検ドリル | AI国語算数トレーニング |
漢字まるごとアプリ | ||
受講料 | 無料 | 無料 |
対策できる範囲 | 10級から2級まで | 10級から5級まで |
おすすめポイント | 年に1回漢検受検料が無料になる | 11,000問のボリューム |
漢検の出題形式と同様の問題構成 | 各級の予想問題を3回分ダウンロードできる |
スマイルゼミは漢検ドリル、チャレンジタッチはAI国語算数トレーニングと漢字まるごとアプリで漢検対策をおこなえます。
どちらの教材も追加受講料なしで取り組めるにもかかわらず、漢検対策をおこなうには充実した内容になっています。
また対策級をクリアすれば次の級に取り組めるので、お子さんのペースで先取り学習することも可能です。
漢検比較1:対策できる範囲に違いあり
スマイルゼミとチャレンジタッチでは、漢検対策できる範囲に違いがあります。
漢検対策範囲
スマイルゼミ・・・10級から2級まで
チャレンジタッチ・・・10級から5級まで
漢字検定5級が小学校6年生相当レベルであることを考えれば、チャレンジタッチの漢検対策で事足ります。
将来的に中学受験を視野に入れているお子さんでも、とりあえずは6年生までに習う1026字をマスターしておけば問題ないからです。
あとは文脈の中で漢字の使われ方や同音異義語、同音異字語など、本当の意味で言葉を理解していくことのほうが大切です。
しかし、中学受験に関係なく5,6年生のお子さんが漢検資格に挑戦したい場合、学年相当以上の4級や3級などを勉強もできたほうがいいですよね。
漢検対策できる範囲の違いは、将来の選択肢の幅の違いでもあります。
もちろん漢検対策をやるうえで、将来の選択肢の幅を気にすることはないと思います。
ただ漢検資格の勉強を続けていくかもしれない選択肢が残っているなら、チャレンジタッチよりスマイルゼミのほうが得です。
漢検比較2:受検料無料が魅力のスマイルゼミ
会員であれば年に1回、漢検受検料が無料になるのもスマイルゼミの漢検対策で推せるポイント。
漢検受検料が無料になるのは、スマイルゼミが漢検主催団体である、日本漢能力字検定の団体会員であることとも無関係ではありません。
漢検は団体受検すると、個人で申し込むよりも受検料が1,000円安くなります。
例えば、10級の受検料は個人で申し込むと2,500円ですが団体では1,500円。5級なら3,000円の受検料が2,000円で済みます。
スマイルゼミとチャレンジタッチの漢検対策を比較まとめ
この章のまとめとして、スマイルゼミとチャレンジタッチの漢検対策を比較した結果をまとめておきます。
- どちらも漢検対策をおこなうには充実した内容
- ただし対策できる幅はスマイルゼミのほうが広い
スマイルゼミかチャレンジタッチを選ぶ上で、漢検対策の優先順位が高いならスマイルゼミがおすすめです。
スマイルゼミは日本漢能力字検定の団体会員ということもあり、2020年のデータでは漢検合格率は95.9%とほとんどの会員さんが合格しています。
漢字は国語力の土台となる大切な単元ですよね。
細く長く漢検対策をおこなうなら、「チャレンジタッチよりもスマイルゼミを選ぶべし」という結論になりました。
スマイルゼミとチャレンジタッチの「タブレット性能」を比較
タブレット性能比較1:スペック
スマイルゼミとチャレンジタッチのスペック比較表
スマイルゼミ | チャレンジタッチ | |
商品名 | スマイルタブレット3R | チャレンジパッド3 |
液晶サイズ | 10.1インチ(1280x800ドット) | 10.1インチ(1280×800ドット) |
本体サイズ | 高さ180mm×幅270mm×厚さ10.2mm | 高さ192mm×幅272mm×厚さ16mm |
重量 | 約545g | 約640g |
カメラ | 500万画素(本体表面)、500万画素(本体裏面) | 500万画素(本体表面)、500万画素(本体裏面) |
スピーカー | デュアル | モノラル |
付属品 | 専用カバー、デジタイザーペン、ACアダプター | 専用カバー、専用タッチペン、専用AC電源アダプターす |
スペックで優劣をつけるのであれば、同じ画面の大きさながら軽いという点で、スマイルゼミに軍配が上がります。
ただスペック全体として数字を比較した場合、チャレンジタッチとスマイルゼミにそれほど大きな違いはありません。
タブレット性能比較2:立ち上がりスピード
まずはタブレットを起動した際の立ち上がりスピードを口コミから比較してみます。
【スマイルゼミの立ち上がりが遅いと感じる口コミ例】
- 最初の立ち上がりに時間がかかる
- 立ち上がるまでゲームしてることがある
- ちょっとのすきま時間が退屈そう
【チャレンジタッチの立ち上がりが遅いと感じる口コミ例】
ポイント
- 立ち上げに少し時間かかる(3分くらい)
- 立ち上げてすぐ勉強するわけじゃないので特に気にならない
スマイルゼミもチャレンジタッチも、パソコンや一般的なタブレットに比べると、たしかに立ち上がりに時間がかかります。
パソコンや一般的なタブレットが比較対象になるので仕方がない面もありますよね。
個人的な感覚では、スマイルゼミのほうがチャレンジタッチよりも、立ち上がりが早いと感じます。
タブレット画面の前でじっと待つのが嫌なお子さんの場合、立ち上がっている間の段取りも何かあったほうがいいかもしれませんね。
とはいえ、たくさんの小学生がスマイルゼミやチャレンジタッチでタブレット学習をおこなっています。
そう考えればスマイルゼミもチャレンジタッチも、続けていく上で大きな支障にならない程度の立ち上がりだと言えます。
タブレット性能比較3:タッチペンの精度
【タッチペンの精度に関する口コミ】
チャレンジタッチ、解約の電話しました。理由として
・タブレットの画面に手をついて書けないので、そのためのペンの持ち方が癖づいてしまった
・普通のノートに字を書く時も変な力が入ってしまっている
・新タブレット(画面に手が付ける)に有償であっても変更できるなら継続したい
・3月末退会希望— ちこ🌏田舎×IT×姉妹子育て (@ChikopediaNet) January 27, 2022
自粛中、子供にチャレンジタッチとスマイルゼミをダブルで受講させた私の感想。スマイルゼミはタッチペンの感度の良さ最高です。チャレンジタッチは無料電子書籍が大活躍。どちらも一長一短でした。
— ナカイ (@arashibanaka) May 26, 2020
タッチペンの書き心地に関しては、スマイルゼミのほうが上だという投稿が圧倒的に多いです。
タブレット画面に手をついて書けるスマイルゼミ。タブレット画面に手をついて書けないチャレンジタッチ。
スマイルゼミはジャストシステムでソフトウエア開発の会社。チャレンジタッチはベネッセ(旧福武書店)で教材販売の会社。
同じタブレット教材でも、バックボーンの違いが性能の違いとして表れていますよね。
タブレット性能比較4:ダウンロードのスピード
スマイルゼミもチャレンジタッチも毎月1回は新しい教材が配信されるため、ダウンロードの手間がどのくらいかかるのかも気になるところ。
【チャレンジタッチのダウンロードに関する口コミ】
子供のチャレンジタッチ新一年生のデータダウンロード全然終わらないよ…
エラー出てるわけじゃないのにもう1時間くらい経つよ…??
かかり過ぎじゃない?😓
— m (@b_y_miho) March 24, 2022
ダウンロード全般に関して不満の声が多いのはチャレンジタッチのほう。
毎月のダウンロードに関してはスームズに進めば、15分程度で終わります。
しかし、チャレンジタッチの初期設定でダウンロードする場合は苦戦している方も多く、おおむね1時間程度は見積もっていた方がいいことがわかります。
チャレンジタッチの初期設定のダウンロードは時間がかかりそうなので、前掛かりになりすぎてイライラしないような心の準備が必要ですね。
スマイルゼミのコアトレ、ダウンロードに時間かかりすぎ。
改善しろよ— みなこ (@Hazu811kazu918) April 4, 2022
逆にスマイルゼミに関しては、コアトレのダウンロードが遅いという投稿が目立ちます。
コアトレは無学年学習ができることもあって、学習量も半端ないですからね。初期設定となるとダウンロードには時間がかかります。
スマイルゼミもチャレンジタッチもダウンロードできないと勉強を始められないジレンマがあります。
スマイルゼミとチャレンジタッチのタブレット性能比較まとめ
この章の最後にスマイルゼミとチャレンジタッチのタブレット性能の比較をまとめておきます。
タブレットのスペック比較⇒スマイルゼミがやや上
タブレットの立ち上がり比較⇒スマイルゼミのほうがやや早い
タッチペンの比較⇒スマイルゼミが上
ダウンロードの比較⇒初期設定にはどちらも時間がかかる
ということで、タブレットの性能としてはスマイルゼミのほうが優っているという結論になりました。
とはいえ、2022年4月のチャレンジタッチのタブレットでは、チャレンジNEXTという新しいチャレンジパッドが導入されました。
スマイルゼミと同じようにチャレンジタッチでも手をついてかけるようになったことから、性能面も引けを取らないレベルになっています。
ただチャレンジNEXTが扱えるのは2022年度に1年生になったお子さんのみ。現在2年生以上のお子さんには進化したチャレンジタッチを利用できません。
スマイルゼミとチャレンジタッチの「解約」を比較
この章ではスマイルゼミとチャレンジタッチの解約について比較していきます。
解約比較表
スマイルゼミ | チャレンジタッチ | |
連絡方法 | 電話 | 電話 |
解約を締め切るタイミング | 退会したい月 | 退会したい前月1日まで |
引き留め | なし | あり |
解約後のタブレット | Androidタブレットとして利用できる | 次学年の3月24日まで復習で利用できる |
再入会した場合 | 前のタブレットを再利用できない | 前のタブレットを再利用できる |
解約比較1:連絡方法
スマイルゼミとチャレンジタッチの解約する際の連絡方法を比較した結果、どちらも「電話」でしか意志を伝えられないことがわかりました。
それに加えて、電話がなかなかつながらないという口コミも多く見受けられます。
進研ゼミは入るのは簡単なのに、なぜ退会は電話だけなのか問題(そしてつながらない)。
— Chie Sakai (@chie_on_going) January 13, 2022
こどものスマイルゼミを解約したいのに、電話が全くつながらない…かれこれ12分経過…😂
— よし夫@marriottアンバ今年も修行中… (@Yoshifuf) April 20, 2020
スマイルゼミもチャレンジタッチも提供しているのは大手の上場企業なので、解約するためのシステムをネット上に作れないことはないはずですよね。
解約連絡が電話のみなんてこ受け入れられない親御さんは、ほかのタブレット通信教育を探すことも選択肢のひとつ。
専用タブレットじゃなくても良ければ、自前のタブレットで受講できる通信教育はほかにもあります。
逆に今の時代に電話でしか解約できない道を選べるくらい、スマイルゼミとチャレンジタッチは人気のタブレット通信教育だということがわかりますね。
解約比較2:締め切るタイミング
できるだけ早く解約するにはどのタイミングで連絡すればいいのかも通信教育では気になりますよね。
スマイルゼミに連絡するタイミング
まず退会の電話連絡後にすぐ解約できるのはスマイルゼミのほう。
例えば、8月から教材がいらない場合、7月中に連絡すれば8月号の配信が止まり解約扱いとなります。
極端な言い方をすれば、7月31日に退会の連絡をしても8月号からの配信を止めることができます。
6月の段階で8月から教材がいらない場合でも、7月に退会連絡を入れないと受け付けてもらえません。
早め早めではなく、適切なタイミングで連絡しなくちゃいけないのがスマイルゼミの解約です。
進研ゼミに連絡するタイミング
逆にチャレンジタッチの解約は早めの連絡が基本です。
できるだけ早く解約したい場合、解約したい月の前月1日までの退会連絡が最速のタイミングとなります。
例えば、8月号からの教材がいらない場合、7月1日までに退会連絡をすれば、8月号からの配信が止まります。
チャレンジタッチの退会連絡は、ザックリ「前々月の末」と覚えておけばいいでしょう。
解約比較3:引き留め
チャレンジタッチもスマイルゼミも解約は電話連絡のため、引き留められないかは心配になりますよね。
引き留めに関してはチャレンジタッチが「あり」、スマイルゼミが「なし」という結果でした。
チャレンジタッチ退会連絡した
紙もタブレットも合わんかったな~
引き留めちょっとめんどくさかったな(..)— みみん (@aomina_mama) November 22, 2021
進研ゼミ退会電話の退会引き留めスキルは本当に素晴らしすぎる…(前回うまく引き留めに乗っかった)が、今日はついに数多の引き留めを掻い潜り退会してしまった大変すまない…
— C69 (@chihirock_69) June 22, 2020
実際に引き留めにも効果があるから、電話でしか解約できないということなのでしょう。
逆にスマイルゼミは解約理由は聞かれますが、引き留められることはありません。ぶっちゃけ解約理由も「それなり」で大丈夫です。
解約の際に引き留められるのが嫌な親御さんは、スマイルゼミを選んだほうが良さそうですね。
解約比較4:退会後のタブレット
スマイルゼミとチャレンジタッチのタブレットは、解約後どう使えるのかも気になるところ。
スマイルゼミ解約後のタブレット
スマイルゼミは解約後にAndroidタブレットとして利用できます。
公式発表でAndroid化する手順も掲載しているので安心です。
Android化したタブレットは「動画視聴」や「電子書籍」など、一般的な用途で使うことができます。
スマイルゼミのタブレットは京セラが生産した国内産で、タッチペンの性能も高いので絵を描くのにも困りません。
タブレットを再利用するならスマイルゼミのほうが使い勝手が良さそうですね。
チャレンジタッチ解約後のタブレット
チャレンジタッチのタブレットは基本的にチャレンジタッチの復習としてしか使えないようになっています。
チャレンジタッチの復習として使える期間も決まっていて、次学年の3月24日までが有効期限。
有効期限を過ぎるとこれまでの学習データ履歴が全て削除されます。
ちなみに解約後のタブレットの処分はユーザー側に委ねられます。進研ゼミがタブレットを引き取ってくることはありません。
そこでタブレットをほかの用途で使えないかと考える親御さんもいると思います。
実はチャレンジタッチのタブレットをAndroidタブレットとして再利用する方法は検索すれば出てきますが、公式サイトが発表した情報は1つもありません。
公式サイトが推奨しているわけではないので、チャレンジタッチをAndroidタブレットとして利用する場合は、自己責任の範囲でおこなうようにしてください。
解約比較5:再入会した場合
お子さんの心変わりで再入会する場合、これまでのタブレットは利用できるのでしょうか?
スマイルゼミはタブレットを再利用できない
スマイルゼミはいちど解約すると、利用したタブレットをAndroid化せずに保管していても再利用できません。
スマイルゼミへの再入会を検討する際は、入会時と「同じ手続き」「同じ料金」がかかります。
料金比較でもお伝えしましたが、スマイルゼミのタブレットはチャレンジタッチよりも高くつきます。
チャレンジタッチはタブレットを再利用できる
進研ゼミに再入会した場合、前に使っていたチャレンジタッチのタブレットを再利用できます。
処分できずに眠らせていたタブレットが再び日の目を見るときです。
もし故障してタブレットが作動しなかった場合、再購入手続きとなります。
タブレットを再購入するとききの申込窓口は電話になるので、以下の番号に連絡してください。
解約後にタブレットを処分した場合の再購入も同じ手続きとなります。
タブレットの再購入連絡先
「進研ゼミ 小学講座」お問い合わせ窓口
0120-17-9315 通話料無料
受付時間 9:00~21:00(年末年始を除く)
スマイルゼミとチャレンジタッチの解約について比較まとめ
スマイルゼミとチャレンジタッチの解約について、比較した結果をまとめておきます。
- 解約の連絡方法はどちらも電話で痛み分け
- 連絡後すぐに解約できるのはスマイルゼミ
- 解約の引き留めがないのはスマイルゼミ
- 解約後のタブレットはどちらもAndroid化できる(ただしチャレンジタッチは公式非推奨)
- 再入会時にタブレットを再利用できるのはチャレンジタッチ
以上の結果から、解約しやすさという観点ではトータルでスマイルゼミに軍配が上がりました。
もちろん再入会に関しては新たにタブレットを購入しないといけないなど、スマイルゼミにも解約時のデメリットはあります。
ただチャレンジタッチは解約時の引き留めが精神的に大きな負担になると感じました。
引き留めを受け入れると数ヶ月はチャレンジタッチを継続することにもなり、経済的な負担も必要になります。
いずれにしろチャレンジタッチとスマイルゼミの解約は、電話連絡しかできないのでそれだけでも結構な負担になります。
これからどちらかの教材を検討される親御さんは、入会するしないは別して遠回りしてでも、資料を請求してしっかりリサーチしましょう。
きっとそのほうが失敗する可能性が下がります。
スマイルゼミとチャレンジタッチの「使い回し」を比較
使い回し比較1:兄弟同時利用
スマイルゼミとチャレンジタッチはやろうと思えば、どちらも兄弟で使い回せるタブレット教材です。
ただし「兄弟での使い回しやすさ」でいうと、スマイルゼミのほうが使い回ししやすいといえるでしょう。
いちど配信された講座がどのくらいの期間残るのか、退会せずに6年生まで全うした場合だと保存期間の長さはスマイルゼミの圧勝です。
スマイルゼミ | チャレンジタッチ | |
通常の保存期間 | 最長で小学6年12月まで | 次学年の3月24日まで |
退会時の保存期間 | 基本的に保存されない | 次学年の3月24日まで |
6年生講座の保存期間 | 小学6年12月まで | 卒業後の6月24日まで |
チャレンジタッチは進級したら、その後1年くらいしか講座が保存されませんが、スマイルゼミは最長で小学6年の12月まで保存されます。
スマイルゼミの講座が最長で小学6年の12月までなのは、12月号になると中学準備講座に切り替わるからです。
小学6年の12月に中が宇準備講座に切り替えた時点で、スマイルゼミ小学生コースの講座は全てなくなります。
逆に言うと、小学6年の12月までは兄弟での使い回しが可能となります。
使えなくなるまでは兄弟で使い回すことを前提にタブレット教材を選ぶなら、最長で小学6年12月まで使い回せるスマイルゼミがおすすめです。
スマイルゼミとチャレンジタッチの比較/まとめ
最後にスマイルゼミとチャレンジタッチを比較した結果をまとめておきます。
スマイルゼミとチャレンジタッチの比較結果
- 料金やコスパで選ぶならチャレンジタッチ
- 教材の難易度は互角。難易度調整しやすいのはチャレンジタッチ
- 無学年学習で選ぶなら対戦型学習ができるスマイルゼミ
- 英語学習で選ぶならチャレンジングリッシュで英検対策が無料でできるチャレンジタッチ
- 漢検対策で選ぶなら対策範囲が広く受検料無料になるスマイルゼミ
- タブレット性能で選ぶならスマイルゼミ
- 解約のしやすさは引き留められないスマイルゼミ
- 兄弟でタブレットを使い回すならスマイルゼミ
スマイルゼミとチャレンジタッチのどちらがいいかは、判断基準や優先順位によって人それぞれ異なります。
後悔のない選択をするには、意志決定までのあいだにやるべきことをやったと思えることが大切ですよね。
資料請求は後悔しない選択するためにやるべきことの最初の行動。
はじめのうちはスマイルゼミとチャレンジタッチの資料を比較しながら、親子であーだこーだ言い合うのも楽しいものです。