小学生の通信教育

AI国語算数トレーニングのメリット・デメリットや使い方

AI国語算数トレーニングのメリット・デメリットや使い方

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進研ゼミ小学講座の受講を検討している方にとって、気になることの1つにAI国語算数トレーニングがあるのではないでしょうか。

実際にAI国語算数トレーニングをやってみると、学習量が豊富で硬派な教材だと感じました。

というのも、進研ゼミの教材ってキャラクター要素が強くて、小学生に親しみやすい印象があったからです。

AI国語算数トレーニングはキャラクター要素が少なく、勉強に集中しやすくなった反面、今までの進研ゼミのイメージと比べるとシンプルすぎて寂しい印象を受けました。

とはいえ、AI国語算数トレーニングなら、上の学年で契約しなくても「必要な単元の先取り学習」がおこなえて、学習効率が高まったのは確実。

無学年学習で「お子さんの課題」を中心に家庭学習に取り組めるのが、AI国語算数トレーニングのストロングポイントです。

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進研ゼミ小学講座のAI国語算数トレーニングとは

進研ゼミ小学講座のAI国語算数トレーニングについて

AI国語算数トレーニングはいつからできる?

進研ゼミでは2022年4月からAI国語算数トレーニングで、小1から小6までの無学年学習ができるようになりました。

ココがポイント

AI国語算数トレーニングでは学年を超えた先取り学習やさかのぼり学習がおこなえます。

メインの学年式の教材とは違って、お子さんの学力に応じてお子さんに必要な勉強ができるので、苦手分野の克服にも最適です。

さや
お子さんが1人でも学べる動機づけがあったり、習っていない単元でも解説を見て学べる設計になっていますよ。

追加料金0円でできる新機能

進研ゼミ小学講座のAI国語算数トレーニングは、追加受講費0円で学年にかかわらず、小学校の全学習範囲を学び放題。

AIの自動判定で取り組むべき最適な単元もわかるので、迷わずに取り組めて学力を伸ばせます。

進研ゼミはメイン教材でも役立つ無料コンテンツがたくさんあります。

それでも小学校の全学習範囲を網羅したAI国語算数トレーニングまで無料だなんて!さすが大手は違いますね。

AI国語算数トレーニングでは漢字力・計算力はもちろん、国語・算数で必要な基礎力をしっかりつけて、小学校で必要な学力の基礎を固められます。

受講は紙でもタブレットでもOK

進研ゼミ小学講座のAI国語算数トレーニングは、学習スタイルを問わずに受講できるのも特長。

スマホからの受講ができないのは残念ですが、自宅にパソコンやタブレットがあれば今あるデバイスから学ぶことができます。

AI国語算数トレーニングを受講するために、専用タブレットを購入する必要もありません。

さや
「紙教材⇔タブレット教材」の学習スタイルを変更する場合でも、会員番号が変わらない限り学習データが引き継がれるので安心です。

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AI国語算数トレーニングのメリット

進研ゼミ小学講座・AI国語算数トレーニングのメリット

メリット1:無学年学習ができる

AI国語算数トレーニングのメリット1つ目が、無学年学習ができるところ。

進研ゼミでは従来のメインの教材のほか、AI国語算数トレーニングでも無学年学習がおこなえるようになりました。

AI国語算数トレーニングでは、学年を超えて先取り学習やさかのぼり学習の取り組めるので、お子さんにとって本当に必要なことを学べます。

ココがポイント

どのくらいの学習範囲をどのくらいのペースでやるのかも自由に決められますよ。

学習範囲や学習ペースが自由すぎて困る場合でも、AIが取り組むべき単元を自動判定してくれるので、学年を超えた「先取り」「さかのぼり」で実力アップできます。

メリット2:計算は適切なレベルから始められる

AI国語算数トレーニングのメリット2つ目が、計算は適切なレベルから始められるところ。

基本的には好きな単元から始められるAI国語算数トレーニングですが、計算だけはレベルチェックの問題を解いたあと、適切なレベルからスタートします。

算数の中でも計算は「数の感覚を養う」うえで、最も基本的な単元になりますよね。

とくに小学校低学年の計算問題は何とかできるレベルではなく、余裕でできるレベルにはしておきたいところ。

さや
AI国語算数トレーニングの計算問題では、お子さんにぴったりのレベルから始められるので、苦手な単元でも無理なく学力を伸ばせます。

メリット3:学習量が豊富

AI国語算数トレーニングのメリット3つ目が、学習量が豊富なところ。

国語と算数それぞれの単元におけるステージ数とレッスン数、問題数は以下の通り。

AI国語算数トレーニングの学習量

ステージ数レッスン数問題数
漢検対策9177111,000
語彙・読解1209405,300
計算集中5343113,000
図形・数・量50336

例えば、公文並みに「計算集中」だけ完全制覇しようとすると、1日1レッスンのペースだと431日なので1年2ヶ月、1日2レッスンペースで約7ヶ月かかります。

また小学校6年生修了程度となる「漢検5級レベル」に到達するには、1日1レッスンで約2年、1日2レッスンで約1年かかります。

ちなみに全単元・全ステージをクリアしようすると、週5日毎日1レッスン活用した場合、小1~小6の範囲終了までに2年間から5年間かかるほどのレッスン数があります。

逆にこれだけの学習量をこなせるなら、1学年上の教材で先取り学習する非効率なこともやらなくて済みますよね。

せっかく先取り学習をおこなうなら、学年式の学習をするよりも無学年式で単元ごとのほうが効率的です。

さや
1学年上の教材で非効率な先取り学習をおこなう選択肢を消しただけでも、AI国語算数トレーニングの功績は大きいと感じました。

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AI国語算数トレーニングのデメリット

進研ゼミ小学講座・AI国語算数トレーニングのデメリット

デメリット1:画面がシンプルすぎて寂しい

AI国語算数トレーニングのデメリットの1つ目が、画面がシンプルすぎて寂しいところです。

進研ゼミは紙教材でもタブレット教材でも、学年に応じてアニメーション要素がうまいこと取り入れられていました。

しかし、AI国語算数トレーニングでは管理画面からレッスン画面に至るまで、アニメーション要素がほぼありません。

ココが残念

AI国語算数トレーニングは単元の動画解説と問題のみのシンプル設計。

新規のユーザーさんなら抵抗ないかもしれませんが、既存ユーザーにはシンプルすぎて寂しい印象しかありません。

進研ゼミのチャレンジタッチには、計算の無学年学習ができる「計算まるごとアプリ」と漢字の無学年学習ができる「漢字まるごとアプリ」があります。

これら2つのアプリもよく言えばシンプル設計、悪く言えば殺風景な感じですよね。

AI国語算数トレーニングも今のところ、これら2つの無料アプリに問題数が増えただけの印象は拭えません。

デメリット2:今のところゲーミフィケーション効果を感じない

AI国語算数トレーニングのデメリットの2つ目が、今のところゲーミフィケーション効果を感じないところです。

メイン教材はお子さんをやる気にさせる仕掛けや、やったことに対する報酬も用意されていて、ゲーミフィケーション効果をたくさん感じることができました。

しかし、AI国語算数トレーニングはメインレッスンと違って、遊びの要素がなくゲーミフィケーション効果をほぼ感じません。

努力賞やジュエルといった報酬もAI国語算数トレーニングには今のところありません。

2022年8月号からはユーザー同士で競いあえる「タイムアタック」ランキングなど、たくさんのゲーミフィケーション効果が導入される予定。

それまでは淡々とAI国語算数トレーニングに取り組むしかなさそうです。

デメリット3:6年生が先取り学習できない

AI国語算数トレーニングのデメリットの3つ目が、6年生が先取り学習できないところです。

AI国語算数トレーニングは、小学校6年分の先取り学習とさかのぼり学習がおこなえるコンテンツ。

ココに注意

小学校6年生がAI国語算数トレーニングをおこなう場合、さかのぼり学習はおこなえますが先取り学習ができません。

6年生の場合、3学期になるとメイン教材のほうで中学準備講座がありますが、先取り学習ってそういうことではないですよね。

ライバルのタブレット教材であるスマイルゼミのコアトレでは、中学生3年生までの国語と数学をおこなえます。

さや
せっかく国語と算数を単元ごとに学習できるAI国語算数トレーニングなので、6年生が先取りで参加できないのはもったいないと感じました。

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ちなみに進研ゼミとはライバル教材になるスマイルゼミにも、先取り学習できるコンテンツがあります。

スマイルゼミで先取り学習できる「コアトレ」なら、6年生でも中学生の国語と算数に取り組めるので、興味のある方は下記の記事も参考にしてください。

AI国語算数トレーニングの使い方

進研ゼミ小学講座・AI国語算数トレーニングの使い方

使い方1:スタートする単元を設定

進研ゼミAI国語算数トレーニングには「漢検対策」「語彙・読解」「計算集中」「図形・数・量」の4つの単元にそれぞれのステージがあります。

このうち「計算集中」だけはレベルチェックテストを受けたあと、お子さんに適切な単元が設定されます。

残りの「漢検対策」「語彙・読解」「図形・数・量」については、やりたい単元をユーザー側で設定できます。

いちど設定したステージは変更できません。

ただ設定したステージよりも先のステージも解放されているので、機が熟したときはチャレンジしてみるのもいいかもしれませんね。

実際に現在おすすめされているステージよりも上のステージをクリアすると、「今日のおすすめ」も変わります。

使い方2:単元はすべてやらなくてもいい

「漢検対策」「語彙・読解」「計算集中」「図形・数・量」の4つの単元があるAI国語算数トレーニングですが、すべての単元をやる必要はありません。

例えば、将来的に漢検の資格取得を目指すなら、「漢検対策」だけのためにAI国語算数トレーニングをやるのもいいですよね。

得意を伸ばすために先取りしてもいいし、苦手を克服するためにさかのぼってもOK。

もちろん4単元すべてにチャレンジして、途中から絞っていくこともできます。

さや
AI国語算数トレーニングは、学習範囲と学習スピードをお子さん側が決められるので、使い勝手としてはかなり良いと感じました。

使い方3:算数には動画解説あり

AI国語算数トレーニングの算数「計算集中」と「図形・数・量」は動画解説付き。

先取りで初めての単元にチャレンジする場合、さかのぼりで苦手を克服する場合、いずれのケースでもわかりやすい動画解説は欠かせませんよね。

問題を解いている途中でも解説動画を参考にできるので、わからなくなったら何度でも見返せます。

しつこく見ても誰にも迷惑がかからないところが、デジタルデバイスを利用したICT教育の良いところですよね。

解き方がわかっている単元では、もちろん解説動画を飛ばしてもOK。

各レッスンは制限時間内に全問正解しないと、次のレッスンには進めないようになっています。

さや
今の学力や理解度にあわせて都合良く解説動画を利用しましょう。

使い方4:漢字は解き直しが必須

漢検は小学生の資格取得でも人気ですよね。

AI国語算数トレーニングで漢検対策を考えている親御さんもいるのではないでしょうか。

AI国語算数トレーニングは紙教材でもチャレンジタッチでも受講できますが、親が勉強を観ると言う観点ではチャレンジタッチの使い勝手が良さそうです。

というのも、チャレンジタッチの演習問題で漢字の書き順やとめ・はねを間違うと、自動的に解き直しが必須になるからです。

本番の漢検でも書き順やとめ・はねは合否を左右する大切な要素になりますよね。

さや
タブレット教材で漢字のとめ・はねまでしっかり管理してもらえるとは、チャレンジタッチも進化してますなー。

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AI国語算数トレーニングの口コミまとめ

進研ゼミ小学講座・AI国語算数トレーニングの口コミまとめ

さいごに進研ゼミ小学講座・AI国語算数トレーニングの口コミについて、メリットとデメリットをまとめておきます。

AI国語算数トレーニングのメリット

  • 無学年学習で国語・算数で必要な基礎力を養える
  • 計算はレベルチェックテスト後に適切なレベルから始められる
  • 学習量が豊富で従来の計算アプリ・漢字アプリの3倍以上ある

AI国語算数トレーニングのデメリット

  • アニメキャラがいなくてシンプルすぎて寂しい
  • 報酬システムにとぼしくゲーミフィケーション効果を感じない
  • 小学校の学習範囲しかないので6年生は中学の先取りができない

以上が進研ゼミ小学講座・AI国語算数トレーニングの口コミについてお伝えしました。

AI国語算数トレーニングは学習ボリュームは多いですが、ゲーミフィケーション効果の高い進研ゼミの良さがまだまだという印象を受けました。

さや
タイムアタックなどのランキングや称号制度の充実も8月号以降って感じなので、AI国語算数トレーニングの良さを感じられるのは夏以降になりそうですね。

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