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通信教育で小学生におすすめの8社/運営者プロフィール

通信教育で小学生におすすめの8社を比較/教科別・目的別ランキングの運営者情報

自己紹介

さや
初めまして。通信教育で小学生におすすめの8社を運営しているさやと申します。普段は地方都市で塾講師をしています。

最初にこうした仕事をやったのは高校生の時のこと。知り合いに頼まれ夏休みの間、中学生の勉強をみたのがきっかっけ。

今思い出してみるととても「先生」などと呼べるような代物ではなく、「よくあんなのでアルバイト代をいけだけた」と恥ずかしくなってしまいます。

以来、アルバイトとして、あるいは職業として家庭教師や塾講師をやってきました。気付くと年数だけは経ったものの、「馬齢を重ねる」という言葉にそのまま当てはまるような年月であったような気もします。

人に勉強を教えたときの忘れられない思い出

先ほど初めて家庭教師をしたのは高校生の時だったと書きましたが、仕事ではなく単に「人に勉強を教える」ということで言えば、頭にある一番古い記憶は小学校の5年生の頃の話です。

ある日の算数の時間のこと、教科書の問題をやり終え手持ち無沙汰にしている私に、先生が「○○君に教えてあげて」とおっしゃったのです。

私の隣の席の○○君は算数があまり得意ではなく、その日も問題を解くのに手こずっている様子でした。

私は先生の言葉に従ってやり方を教え始めたのですが、何度説明しても一向にできるようにならない。1つの問題がようやく解けたと思ったら次の同じような問いでまた間違える。

そんなことが繰り返され、どうして良いのか分からなくなった私はついに泣き出してしまいました。

その後のことはよく覚えていませんが、どういうわけか、だんだん必死になって最後には涙を流す自分の姿は、まるで幽体離脱して天井から眺めていたかのように生々しく記憶に刻み込まれ、今でも時折思い出すことがあります。

教える時にいつも意識していること

なぜ上手くいかなかったのか?――今ならその問いに答えることができます。

その時の私は彼が分かったのか、まだ分かっていないのかなど一切構わずひたすら自分のやり方を伝えているだけでした。

その後家庭教師や塾講師の仕事をしていく中で、「教える」ということは対話であると私は気付きました。

一方的に「正しいやり方」を教えても相手ができるようにならなければ意味が無い、それはただの自己満足に過ぎません。

どこまで理解できていてどこで分からなくなっているのか、それを常に確認しながら進めていくことが必要で、それには教える側と教わる側の間に対話が成り立っていなければなりません。

相手が1人であろうと数十人のクラスであろうと、一方通行に陥らずに常に対話を意識する――人を教える上で私が最も大切にしている基本はここにあります。

 

なぜ今、小学生に通信教育が必要なのか

小学校での反復学習の時間が減っていくから

家庭教師の経験があり、現在は塾講師をやっている私が、なぜ小学生に通信教育が必要だと考えているか。

その理由は、小学校での反復学習の時間が減っていくからです。

実際に2016年にベネッセ教育総合研究所が行った調査によると、小・中・高いずれでも「グループ活動」を意識する教員の割合が前回調査(2010年実施)から増加しています。

この調査資料を見て、私は「やはり」と思いました。

これは2020年度(平成32年度)から実施された、新しい学習指導要領に示されている「アクティブ・ラーニング」に沿ったものと言えるでしょう。

「アクティブ・ラーニング」は、言葉をかえて言うと「課題の発見・解決に向けた主体的・協働的な学び」。

新学習指導要領では、児童・生徒が自ら学ぶこと、協力しあって学ぶことがこれまで以上に重視されます。その1つの形がグループ活動ですから、現場の先生たちが意識を向けるのも当然と言えます。

その一方で、小・中学校において「計算や漢字などの反復学習」に対する意識は減少しています。「反復学習」は学力の基礎を固める作業ですから、やや心配な傾向です。

もちろんこの調査はあくまで「意識」の調査であり、今現在行っている授業でどこにウェイトを置いているのかとは直接結びつくものではありません。

これをもって「基礎トレーニングの軽視だ」とか「学力低下が起きる」などと騒ぐのは早計と言うものでしょう。

ただ授業時間は限られています。

今後グループ活動に割り当てる時間が増加していくとすると、その分の時間をどこかから工面する必要があります。

それが現在反復練習に使われている時間から持ち出されるのかどうかは分かりませんが、少なくとも全てこれまで通りというわけにはいかないでしょう。

家庭学習でやっっておくべきこと

もし学校の授業内で行っていた反復学習がこれまでよりも少なくなったとしたらどうなるでしょうか。

反復学習によって支えられる基礎学力の必要性は将来も変わることはないのですから、学校で減少した分はどこかで補わなければなりません。

その役目を果たすのは家庭学習ということになります。

2020年度に変更なったる新学習指導要領は、家庭できちんと学習する子とそうではない子の差が、今まで以上に広がる内容になっています。

何か特別なことをしなければならないというわけではありません。その日の宿題をきちんとするとか、漢字の練習や計算ドリルに取り組むとか、今も家庭でごく普通に行われていることが実は大切なのです。

とはいえ、学校や先生の方針もまちまちです。

小学生でも通信教育が必要になったと感じる理由はこんなところです。小学生のうちから、しっかりと家庭学習の習慣を付け備えておきましょう。

※この調査についての詳細はこちらで見ることができます。