【この記事にはPRが含まれています】
通信教育がお子さんに必要かどうかは、メリットとデメリットをどう捉えるかで変わってきますよね。
このページではお子さんにとって「通信教育が必要か不要か」「判断基準の材料となるメリットとデメリット」をまとめました。
通信教育のメリットとデメリットを可視化することで、新発見や再確認できることもあると思います。
お子さんに通信教育でもさせたほうがいいのか迷っている親御さんは、判断材料としてぜひお役立てください。
小学生が通信教育をやるメリット
通信教育のメリット
- 塾よりも安い
- 学習習慣のきかっけになる
- 先取り学習に取り組める
- タブレット1台でできる
- 短時間でできる
- 不登校でもできる
- 発達障害でもできる
- 好きなことを学べる
通信教育のメリット1:塾よりも安い
通信教育のメリット1つ目が塾よりも安いこと。
低学年化が進んでいる塾通いですが、全国規模の大手塾である明光義塾さんにて、小学生にかかる月謝をシミュレーションしてみました。
学年 | 週1回(月4回) | 週2回(月8回) |
小1~小4 | 45分授業:6,600円 | 45分授業:13,200円 |
90分授業:11,000円 | 90分授業:20,900円 | |
小5 | 45分授業:6,600円 | 45分授業:13,200円 |
90分授業:12,100円 | 90分授業:22,000円 | |
小6 | 45分授業:6,600円 | 45分授業:13,200円 |
90分授業:13,200円 | 90分授業:24,200円 |
明光義塾の料金シミュレーターより引用
例えば、進研ゼミ小学講座やスマイルゼミ小学生コースの月謝は1年生で3,000円前後、6年生で6,000円前後。
専用タブレットの購入費用、タブレットの破損に備える保険料なども別途かかりますが、塾の場合も上記の授業料のほか、テキスト代や季節講習費、交通費なども別途かかります。
ココがポイント
通信教育と塾の月謝だけではなく諸経費を含めた料金で比較しても、塾にかかる費用が高く付くことがわかります。
家計がひっ迫しないという観点なら、塾よりも安い通信教育を選んだほうがメリットが大きいですね。
通信教育のメリット2:学習習慣をつけるきかっけになる
通信教育のメリット2つ目が家庭での学習習慣をつけるきっかけになること。
自発的な学習習慣は、小学校のできるだけ早い時期に身につけてもらいたいですよね。
自宅で勉強する習慣を身につけるには、ゲーミフィケーション効果のあるタブレット学習できる通信教育がおすすめです。
というのも、任天堂スイッチやスマホなど、小学生は自分だけのデバイスを欲しがるお年頃ですよね。
タブレット教材の中でも、お子さん専用のタブレットを持てるスマイルゼミとチャレンジタッチは要チェック。
専用のタブレットで勉強できる人気の教材なら、お子さんのモチベーションもアップするので、学習習慣をつけるきっかけ作りにつながります。
通信教育のメリット3:先取り学習に取り組める
通信教育のメリット3つ目が先取り学習に取り組めること。
消極派と積極派のいる先取り学習。
将来的な中学受験を見据えている場合、先取り学習はアドバンテージになりますよね。
ココがポイント
通信教育には「学年式」と「無学年式」の教材がありますが、先取り学習するなら無学年式の通信教育を選べば、お子さんのペースで勉強を進めていけます。
もちろん先取り学習ができる教材は、後戻り学習も今の学年に関係なく行えます。
先取り学習するタイミングとしては、小学校入学の1年前に当たる年長さんのときが最もスムーズです。
通信教育のメリット4:タブレット1台でできる
通信教育のメリット4つ目がタブレット1台でも学習できること。
タブレット教材として人気のスマイルゼミなら、テキストや工作系の副教材も一切存在しないため、勉強した後に散らかることがありません。
プリント類や消しカスが残った状態で勉強を終えられると、軽くイラッとすることもありますよね。
ココがおすすめ
タブレット1台で学習できるスマイルゼミなら、お子さんが勉強したあとに感じるイライラもなくなります。
学習履歴のデータも蓄積されていくので、苦手な単元を素早く発見して対策することもできますよ。
ただ専用タブレットを購入する必要があるなど、料金的には高めの通信教育なので、資料請求してからじっくり入会を検討するといいでしょう。
通信教育のメリット5:短時間でできる
通信教育のメリット5つ目が短時間で学習できること。
通信教育1回の学習時間は、10分から20分くらいが目安。
家で勉強する習慣がない場合は、むしろ短時間で終わらないと続けられませんよね。
ココがおすすめ
宿題の延長線上でやったり、登校前の朝時間など、すきま時間を使って終わるのが通信教育のメリット。
たとえ1日10分の勉強時間であっても、毎日積み重ねて成績が良くなってくると自信がつくし、自己肯定感の高い状態でティーンエイジを迎えられます。
「短時間でできる」ことは通信教育を続けていく上で、欠かすことができない大切な要素です。
通信教育のメリット6:アプリで勉強できる
通信教育のメリット6つ目がアプリで勉強できること。
堅苦しい勉強が苦手なお子さんでも、学習アプリならスマホからアクセスできるので取り組みやすいですよね。
ココがポイント
小学生向けの学習アプリはゲーム感覚でできるものも多く、暗記系の勉強なら十分におこなえます。
楽しくも目的を押さえた家庭学習をおこなうなら、気軽に始められる学習アプリを検討してみてはいかがでしょうか。
通信教育のメリット7:不登校でもできる
通信教育のメリット7つ目が不登校でもできること。
不登校のお子さんにただ勉強しなさいといっても、なかなか取り組みませんよね。
小学校の教科書だけで家庭学習を行っても解説が少ないため、自学自習するにはおすすめでしません。でも通信教育なら解説多め。
ココがポイント
特にオンラインで受講できるタブレット教材なら、お子さんのタイミングで何度も視聴できるので、学習したことが定着しやすいですよ。
出席扱い制度に対応した教材もあるので、気になる方は確かめてみてはいかがでしょうか。
通信教育のメリット8:発達障害でもできる
通信教育のメリット8つ目が発達障害でもできること。
- 集中力がない
- 字を書くことを嫌がる
- 問題を最後まで読まない
など、お子さんによって学習障害のタイプや程度もさまざまですよね。
ココがポイント
発達障害が原因で学習が遅れている場合、今の学年のレベルに付いていくために勉強を頑張るよりも、今のお子さんのレベルに合わせて勉強をすることが大切です。
きっとそのほうが今の学年のレベルに付いていけるようになります。
発達障害やグレーゾーンのお子さんは「一問一答形式」で勉強できて、「音声読み上げ機能」「文章読解のハイライトサポート機能」がある教材がおすすめです。
通信教育のメリット9:好きなことを学べる
通信教育のメリット9つ目が好きなことを学べること。
親世代がやっていた通信教育は紙の教材でしたが、今はインターネットを介した通信教育が一般的になりましたよね。
動画編集やデザイン、プログラミングなどもネットを通して学べる時代。
ココがおすすめ
マインクラフトややフォートナイトなど、学校では学べないことも通信教育で学べるようになりました。
好きなことを学べて、好きなことでつながれる環境を求めるなら、メタバース空間を利用して学べるオンラインスクールがおすすめです。
小学生が通信教育をやるデメリット
通信教育のデメリット
- 親のサポートが必須
- 理想を求めるほど高く付く
- 質問できない
- すぐに解約できない
- 学習量が少ない
- 親子関係が悪くなる
通信教育のデメリット1:親のサポートが必須
通信教育のデメリット1つ目が親のサポートが必須になること。
お子さん一人でなかなか取り組めないのが通信教育。
ココがポイント
自発的に勉強する習慣がないお子さんにとって、通信教育のやり始めは、親御さんの見守りやサポートが必要になります。
親御さんが忙しい場合は、勉強のサポートに時間を取られるのもデメリットになりますよね。
ただタブレット教材なら、見守りやサポートもかなり軽減されます。
通信教育のデメリット2:理想を求めるほど料金が高く付く
通信教育のデメリット2つ目が理想を求めるほど高く付くこと。
どういうことかいうと、通信教育は理想を求めるほど、料金的には高くなる傾向にあります。
例えば、丸付けや見守りなど、親御さんの負担が少ない状態を求めるなら、紙教材よりもタブレット教材を選ぶほうが理想に近づけます。
しかし、タブレットの購入費用や故障したときの保険料など、紙教材にはない費用が発生します。
また中学受験を視野に入れて難易度の高い教材を選んだり、算数・国語・英語など科目別に特化した教材を選ぶと、全科目を網羅した通信教育よりも月謝が高くなります。
小学生の通信教育にかかる費用をできるだけ安く抑えるなら、理想とは別に割り切れるポイントを決めておくことも大切です。
通信教育のデメリット3:質問できない
通信教育のデメリット3つ目が質問できないこと。
わからない部分を先生に質問できないのは、通信教育をやるうえで許容すべきデメリットだと感じます。
ココに注意
通信教育は塾の料金と比較して圧倒的に安いですが、サポートは大きく望めません。
お子さんがわからない部分は親御さんがサポートしたり、自分で調べて解決する練習だと思って取り組むといいでしょう。
もともと質問できないタイプのお子さんなら、質問できないデメリットを感じることってないと思います。
通信教育のデメリット4:すぐに解約できない
通信教育のデメリット4つ目がすぐに解約できないこと。
多くの通信教育には最低受講期間があるため、解約しようと思ってもすぐには出来ません。
ココがポイント
すぐに解約できないのは、裏を返せば気軽に始められないというデメリットにつながりますよね。
特にスマイルゼミや進研ゼミのチャレンジタッチといった人気のタブレット学習は、受講期間の縛りが半年~1年あります。またスマイルゼミは早期に退会すると解約手数料もかかります。
通信教育を検討する際は、デメリットを最小限に抑えるためにも、資料請求や無料体験期間を最大限利用しましょう。
通信教育のデメリット5:学習量が少ない
通信教育のデメリット5つ目が学習量が少ないこと。
お子さんが意欲的に勉強するケースだと、通信教育の学習量が少ないと感じることもあると思います。
通信教育の学習量が少ないと感じる場合は、ネット上から無料でダウンロードや印刷ができるドリルをやって数をこなすのもひとつの手。
ココがポイント
特に小学校低学年までの習熟度は、これから勉強していくことが理解できるかどうかを左右する大切な部分。
通信教育の併用で学習量を増やしていく方法も検討してみてはいかがでしょうか。
通信教育のデメリット6:親子関係が悪くなる
通信教育のデメリット6つ目が親子関係が悪くなること。
お子さんに間違いをしたときに、フリーズしたり泣いたりして勉強が進まないこともありますよね。
ココに注意
通信教育はほぼ毎日やるように設計されているため、間違いを指摘されるのが苦手なお子さんだと、親子関係が悪くなる可能性もあります。
感情がもつれたまま通信教育を続けていると、勉強そのものが嫌いになってしまう可能性もあります。
子供の勉強を見守るときの距離感って難しいですが、感情なしに間違いを指摘してくれるタブレット教材なら、フリーズしたり泣いたりする心配がありません。
小学生の通信教育/メリット・デメリットのまとめ
通信教育を通してお子さんが自発的に勉強するようになったり、成績がアップするとやった甲斐は感じやすいですよね。
やった甲斐を感じるには、強制的に勉強する環境に身を置く塾とは違い、通信教育は親御さんのサポートが必要になります。
ココがポイント
タブレット教材のメリットは ボタンさえ押せば、自動的にお子さんをナビしてくれて、丸付けなども含めた親御さんのサポートが少なくなるところ。
国の教育行政をリードする文部科学省の指針を見ても、学び続けることの重要性はますます重要になっていることがわかります。
これからの未曾有(みぞう)の激しい変化が予想される社会においては,一人一人が困難な状況に立ち向かうことが求められるが,そのために教育は,個性を発揮し,主体的・創造的に生き,未来を切り拓(ひら)くたくましい人間の育成を目指し,直面する課題を乗り越えて生涯にわたり学び続ける力をはぐくむことが必要である。
通信教育は目的に応じても選べるので、テレビCMでも有名なところ以外にも選択肢は豊富です。
大手の通信教育以外にも、教科別や目的別に学べる教材もたくさんリリースされています。
想像できるデメリットよりも、得られるメリットが多いと感じるなら、最初の一歩として資料請求や無料体験などを行ってみてはいかがでしょうか。
小学生の通信教育関連記事