小学生の通信教育

小学生の通信教育/タブレット学習の長短や視力への影響について

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小学生向けのタブレット通信教育を検討するとき、何を基準に選べばいいのか悩みますよね。

タブレット教材のメリットとデメリットを知り、選ぶときの注意点がわかれば、いまタブレット教材に何を求めているのかが明確になるので選びやすくなります。

このページでは小学生向け通信教育でタブレット学習をやるメリットやデメリット、視力への影響についてもお伝えします。

小学生の通信教育/タブレット学習のメリット・デメリット

小学生の通信教育/タブレット学習のメリット・デメリット

タブレット学習のメリット1:学習習慣をつけやすい

タブレット学習ができる小学生向け通信教育の1つ目のメリットが、学習習慣をつけやすいことです。

通信教育を始めるにあたって「続けられるかどうか」は心配になるポイントですよね。

特に宿題を雑なやり方でテキトーに済ませるタイプのお子さんだと、新たにタブレット教材を与えても良いのかためらうと思います。

しかし、タブレット教材なら高いモチベーションで取り組めるため、家庭学習の習慣をつけるのにもおすすめです。

ココがポイント

高いモチベーションで取り組むと親御さんの声がけもいらなくなるので、勉強しないお子さんを見てイライラすることもなくなります。

子どもはスマホやタブレットなど、ガジェットを扱うのが大好きですよね。

通信教育が続くかどうか不安なお子さんでも、タブレット教材なら喜んで受け入れてくれます。

タブレット学習のメリット2:丸付けがないから親がラク

タブレット学習ができる小学生向け通信教育の2つ目のメリットが、丸付けがないから親がラクなことです。

紙教材では必須となる親御さんの丸付けも、タブレット教材では自動でおこなわれます。

お子さんの家庭学習をサポートする時間が取れない親御さんにとっても、タブレット教材なら短い時間でチェックできます。

間違いをきつく指摘しがちな親御さんで、自動で丸付けしてくれるタブレット教材は、お子さんと適度な距離感を保てます。

ココがおすすめ

勉強中に適切な距離を保てるので、緊張感やプレッシャーを感じることなく、安心感や集中できる環境を作ってあげられます。

タブレット教材はお子さんにとってプラスになるだけではなく、親御さんにとってもメリットがあるので、検討の余地は十分にあると思います。

タブレット学習のメリット3:学習傾向を客観的に把握できる

タブレット学習ができる小学生向け通信教育の3つ目のメリットが、学習傾向を客観的に把握できることです。

成績を伸ばすには、苦手な科目や不得意な単元の克服が欠かせませんよね。

タブレット通信教育はお子さんの学習履歴から、苦手や不得意を見つけるのが得意。

私情や思い込みの影響を受ける人間の判断とは違い、過去の学習データから正確に克服するべき箇所がわかります。

解き直しのフォローアップ問題もフットワーク良くおこなえるので、数をこなして基礎固めするときにも役立ちますよね。

勉強したことがデータとして蓄積されるのは紙教材にはないメリット。

さや
効率良く家庭学習を進めるなら、お子さんの学習傾向を客観的に把握できるタブレット教材がおすすめです。

タブレット学習のデメリット1:割高になる

タブレット学習ができる小学生向け通信教育の1つ目のデメリットは、料金的に割高になることです。

タブレット教材は紙教材よりも料金面で割高です。月謝以外にかかるタブレット教材の諸経費もチェックしておきましょう。

タブレット教材の諸経費

  • タブレット購入代金
  • 破損した場合の保険料
  • タッチペンの交換費用
  • 早期退会による違約金

特に専用タブレットの購入が必須な教材だと、「入会するための費用」「維持するための費用」「辞めるための費用」と、タイミングごとに何らかのコストがかかります。

小学生の通信教育にはタブレットを選びたいけど割高になるのがイヤな場合は、自前タブレットで学習できる教材を選ぶと費用を安く抑えられます。

タブレット学習のデメリット2:視力が心配になる

タブレット学習ができる小学生向け通信教育の2つ目のデメリットは、視力が落ちないか心配になることです。

タブレット教材を与える際に心配なのが視力への悪影響。

タブレット通信教育はモチベーションを高められるメリットがあるだけに、長時間やってしまうリスクをはらんでいます。

タブレット教材はソファーや床に寝そべっても見られるので、画面との距離が近くならないよう姿勢良く利用させたいもの。

部屋の明るさなどにも注意して、タイマーや時間設定機能を利用しながら、長時間タブレットを使わなくて済むような仕組みを作っておきたいですね。

タブレット学習のデメリット3:勉強以外の誘惑が多い

タブレット学習ができる小学生向け通信教育の3つ目のデメリットは、勉強以外の誘惑が多いことです。

自前タブレットを使う通信教育なら、YouTubeなどへいつでもアクセスできる環境なので、いかに誘惑を遮断してあげられるかがポイントになります。

その点、専用タブレットの教通信教育は外部サイトにアクセスできないため、誘惑がないように感じますよね。

しかし、専用タブレットには勉強が終わった後にできるご褒美ゲームがたくさんあります。

ゲームへの誘惑はうまく利用できればモチベーションアップにつながりますが、ゲームをすることが目的になると勉強のやり方が雑になってしまうリスクもあります。

ココに注意

タブレット通信教育は選択問題が多い傾向にあるので、雑にやると正しい学習履歴のデータも残りません。

さや
お子さんがタブレット学習の誘惑に負けないためには、親御さんがある程度の管理をしてあげることも大切ですね。

小学生の通信教育/タブレット学習は視力にどう影響する?

通信教育 小学生/タブレット学習で視力は下がる?

タブレット学習は視力低下を招く?

通信教育で人気のタブレット学習ですが、視力低下を心配する親御さんもいると思います。

文部科学省が行った2020年度の学校保健統計調査の確定値によると、裸眼視力1.0未満の割合が小中学校で過去最多を更新。

小学生で37.52%、中学生で58.29%のお子さんが裸眼視力1.0未満であることがわかりました。

SNSでもこんな投稿が・・・

さや
お子さんの体調変化の中でも、視力低下って本人が気づかない限り、わかってあげられませんよね。。。

2020年のコロナ禍を機に、小学校でもタブレットを使って授業するところが増えてきました。

 

しかし、視力が低下への不安があると、家庭でのタブレット学習にはなかなか踏み切れませんよね。

SNSを見てても、視力低下への不安があると、タブレット学習が検討の土台にも上がってこないことがわかります。

たしかにタブレット学習なら、紙の教材よりも自発的に勉強してくれそうな気がします。

とはいえ、タブレット教材は視力低下への懸念が負の側面として語られることがあります。

そこでタブレット学習をすると本当に視力が低下するのか、いわゆる近視につながるのかを調べてみました。

視力低下の原因は遺伝と距離感

まずは近視の原因についての専門的な見解は以下の通りです。

近視の原因については、まだはっきりわかっていないことも多いのですが、ざっくりと以下の2つです

1遺伝によるもの

(軸性近視は遺伝します。軸性近視については後で説明します)

2近くを見すぎることで起こるもの

読書やパソコン、携帯、スマートフォン、DSなどを長く見続けている生活を送っていると近視が進みやすくなります。ただしこれについては異論を唱える眼科医もいます

出典:さくら眼科クリニック|なぜ近視になるのか?

親御さんが近視なら、お子さんも近視になるよ~っていうのが1つ目の原因。

2つめの原因が近くを見過ぎると近視になっちゃうよ~ってこと。

視力低下の原因は必ずしもタブレット学習だけではないことがわかると思います。

ただタブレット学習も適切な距離感を保って使わないと、お子さんの視力低下を招く要因になることもわかりました。

タブレット学習をしてもしなくても、遺伝で目が悪くなる可能性があり、紙教材でも近くで見ると目が悪くなるってことなんですよね。

さや
直接的な原因にはならないにしても、タブレット学習も視力低下する要因の1つになりうるなら、やはり適切な対処はしておいて損はないですよね。次の章ではタブレット学習で視力低下しないための対処法をお伝えします。

小学生の通信教育/タブレット学習する際の視力低下対処法5つ

タブレット学習の視力低下対処法5つ

さや
この5つのことを守っていけば、タブレット学習による視力低下だけではなく、他の要因からの視力低下を防ぐのに役立ちますよ。

視力低下対処法1:近くで見ない

タブレット学習で視力低下を防ぐ1つ目の対処法が、近くで見ないこと。

興味や関心が高いことには、大人でもつい前のめりになってしまいますよね。

ゲーミフィケーション効果のあるタブレット教材は、自発的な学習を促しやすい反面、目との距離感が近くなってしまいがち。

適切な距離感

お子さんの視力低下を防ぐことを考えると、タブレットと目の距離感は30㎝を保っておくのがおすすめ。

タブレット学習は親御さんがあまりかかわらなくても、お子さん一人で勉強できるメリットはありますが、タブレットと目の距離感に関しては気にしてあげたほうが良さそうですね。

視力低下対処法2:長時間見ない

タブレット学習で視力低下を防ぐ2つ目の対処法が、長時間見ないこと。

時間制限を設けることは、年齢問わず大人だって難しいですが、大切な目を守るために避けては通れません。

時間制限の目安

タブレット学習は長くても、1回30分を目処にしてください。

タブレット学習を30分以上継続する場合は、必ず5分~10分の休憩を挟むようにしましょう。

実際に人気のタブレット教材であるスマイルゼミやチャレンジタッチでも、1日の学習量の目安が決まっています。

1日の学習時間

視力を守る仕組み

チャレンジタッチ1、2年生 10分

3年生以上 15分

「目を休めよう」などといった、注意の表示を出すなど工夫
スマイルゼミ10分から20分程度アプリで遊べる時間を保護者が指定できる

どちらのタブレット教材も1日の学習量は10分~20分程度を目安に設定されています。

人気タブレット教材だけあって、さすがに配慮が行き届いてますね^^

スマイルゼミとチャレンジタッチの詳細を比較するなら、以下の関連ページが参考になります。

視力低下対処法3:姿勢良く使う

タブレット学習で視力低下を防ぐ3つ目の対処法が、姿勢良く使うこと。

勉強を始める前に「席に着く」ことがハードルになるタイプのお子さんもいると思います。

ゴロゴロ勉強してても親の気持ち的には、何もしないよりはマシだと納得しがちになりますが、視力低下を防ぐという観点からはやっぱりアウト。

ゴロゴロした体勢で勉強する習慣がある場合、タブレットではなく読書であっても距離感が近くなってしまうからです。

逆に言うと、姿勢さえ良ければ必要な距離感である30㎝も保ちやすくなります。

無意識に姿勢が悪くなってくるお子さんには、適切なタイミングで声がけもしてあげましょう。

タブレット学習も読書と同様、できるだけ姿勢良くありたいものです。

視力低下対処法4:ブルーライトカットフィルムを貼る

タブレット学習で視力低下を防ぐ4つ目の対処法が、ブルーライトカットフィルムを貼ること。

タブレットの液晶画面からは、睡眠に悪影響を与えると考えられているブルーライトが放出されています。

タブレット学習から目を守るという観点からは、市販のブルーライトカットフィルムを貼ることも効果的。

1,000円~2,000円くらいで市販されているので、リーズナブルルに対策できるおすすめの一手です。

専用タブレットを利用するスマイルゼミやチャレンジタッチでも、アマゾンや楽天からピッタリサイズの保護フィルムを購入できますよ。

視力低下対処法5:画面の明るさ調整

タブレット学習で視力低下を防ぐ5つ目の対処法が、画面の明るさを調整すること。

タブレット画面の明るさ調整なら、無料ですぐにでも出来る対策になりますよね。

タブレット教材の設定画面から簡単に行えるので、利用する初期の段階で少し暗めにしておくのがおすすめ。

専用タブレット教材のスマイルゼミやチャレンジタッチでも、[設定]アイコンから明るさ調整を行なえます。

さや
子供って繊細なので途中から暗くしてしまうと、それが要因となってやる気を失ってしまう可能性がありますよね。打てる手は早いうちに打っておきたいですね。

小学生の通信教育/タブレット学習に関するまとめ

小学生の通信教育/タブレット学習に関するまとめ

小学生の通信教育でタブレット学習に関することをまとめておきます。

タブレット学習のメリット

  • 学習習慣をつけやすい
  • 丸付けがないから親がラク
  • 学習傾向を客観的に把握できる

タブレット学習のデメリット

  • 割高になる
  • 視力が心配になる
  • 勉強以外の誘惑が多い

 

タブレット学習は視力低下を招くのかについてもまとめておきます。

まとめ

  • タブレット学習だから目が悪くなることはない
  • 紙の教材でも一点を長時間見ると視力は低下する
  • 視力低下は遺伝要因もある
  • 姿勢良く・時間を決めて・30㎝以上目を離す
  • 明るさ調整やフィルムなどを利用する

タブレット学習で視力低下を防ぐには、コントロールできない遺伝要因よりも、コントロールできる使い方にフォーカスしましょう。

ゲーミフィケーション効果で勉強が楽しい、自学自習の習慣が付いた、親御さんが声がけしなくても勉強するようになったなど。

タブレット学習には良いところもたくさんあります。

さや
視力を守りながらのタブレット学習は親御さんの助けも必要ですが、姿勢良く時間を決めてやれば、視力低下を招く使い方にはならないというのが当サイトの結論です。

 

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