小学生の通信教育

進研ゼミとZ会を比較/小学生教材の違いを検証

進研ゼミとZ会を比較/小学生教材の違いを検証

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通信教育の大手である進研ゼミとZ会。

どちらも有名な通信教育なので、選ぶうえでの基準が明確にならないと、とりあえず試してみようって気持ちにもなれませんよね。

この記事では、進研ゼミとZ会を以下の4項目で比較しています。

進研ゼミとZ会

  • 難易度の違い
  • タブレット教材の違い
  • 紙教材の違い
  • 退会手続きの違い

進研ゼミとZ会の違いが明確になれば、あとは試してみるだけ。

目次から気になる項目を拾い読みすることもできます。どうぞご活用ください。

進研ゼミとZ会を比較/難易度の違い

進研ゼミとZ会を比較/難易度の違い

進研ゼミとZ会の難易度の違いについて

進研ゼミとZ会は教材の難易度に違いがあります。

進研ゼミは教科書に準拠した標準レベルなのに対して、Z会は教科書レベルを超える思考力まで磨かれる教材。

難易度が教材の良し悪しに直結するわけではありませんが、選ぶ教材の難易度を間違えると、せっかくの家庭学習が台無しになるので注意しておきたいところです。

算数の問題を例に取ると、進研ゼミは単純な計算問題を数多くこなすのに対して、Z会は文章問題を読み解いて立式して計算問題を解くイメージの教材。

進研ゼミとZ会では、ターゲートにしているユーザー層が異なります。学習目的や現状の成績を踏まえた上で、どちらがお子さんにあった教材なのかを見極めてあげましょう。

家庭学習の習慣をつけたいなら進研ゼミ

教材の難易度の比較から、家庭学習の習慣をつけるのが目的なら、進研ゼミを選ぶのがおすすめです。

進研ゼミなら、常に教材の中にアニメキャラクターがいてお子さんを励ましてくれるので、勉強が苦手なお子さんが取り組むハードルを下げてくれますよ。

また付録の副教材や努力賞ポイントでもらえるプレゼントなど、いろんな方面から家庭学習の習慣づけを促してもらえる進研ゼミ。

家庭学習の習慣と基礎学力の定着を目指すことが目的なら、まずは進研ゼミから検討してみてはいかがでしょうか。

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中学受験を視野に入れているならZ会

いっぽうで中学受験を視野に入れているなら、Z会を選ぶのがおすすめです。

Z会は算数の問題1つをとっても読解力や思考力を使って解く良問が多いのが特長。

国語では文章読解の長文が長めで記述力も磨かれるため、将来的に中学受験を視野に入れているお子さんが取り組むには最適な教材だといえます。

中学受験をするかどうかはわからない場合でも、現時点で学校の成績が良い、すでに家庭学習の習慣があるなら、Z会を検討する方向で話を進めていきましょう。

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進研ゼミとZ会を比較/タブレット教材の違い

進研ゼミとZ会を比較/タブレット教材の違い

タブレット教材の料金比較

通信教育大手の進研ゼミとZ会は、紙教材とタブレット教材、いずれかの学習スタイルを選んで学べるのが共通点。

タブレット教材としては、進研ゼミにはチャレンジタッチ、Z会にはタブレットコースがあります。

この章では進研ゼミとZ会の比較において、タブレット教材の違いを見ていきましょう。

まずはタブレット教材の料金を比較してみます。

タブレット教材の受講料金比較表

進研ゼミZ会
1年生3,250円~3,570円~
2年生3,490円~4,165円~
3年生4,460円~5,100円~
4年生4,980円~5,695円~
5年生5,980円~6,715円~
6年生6,370円~7,310円~

タブレット教材で進研ゼミとZ会の受講費用を比較した結果、どの学年でも進研ゼミよりもZ会のほうが高いことがわかりました。

ただし、受講費用が高いか安いかよりも、どちらの通信教育がお子さんの学習目的にあっているかのほうが大切だと感じている親御さんも多いのでは?

専用タブレットのチャレンジタッチで学習量が豊富な進研ゼミ

iPadやアンドロイドタブレットで良質な問題に取り組めるZ会

進研ゼミとZ会のタブレット教材で悩む場合は、料金よりもお子さんとの相性を基準に選ぶといいでしょう。

コスパでタブレット教材を選ぶなら進研ゼミ

進研ゼミとZ会をコスパで選ぶならどちらがいいか知りたい方もいると思います。

コスパの良さで選ぶなら進研ゼミがおすすめ。

進研ゼミなら受講費用の追加負担なく学習量を増やせるからです。

追加受講費なしでできること比較

進研ゼミZ会
添削指導添削指導
英検対策(無制限)英語のオンラインスピーキング(月1回)
漢検対策(無制限)
AI国語算数トレーニング
全国規模の学力診断テスト
オンラインライブ授業
電子書籍約1,000冊読み放題

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進研ゼミで受講できる講座の多さはユーザーの口コミでも好評。

コスパでタブレット教材を選ぶなら、進研ゼミのチャレンジタッチを検討するのがおすすめです。

進研ゼミは英検や漢検も追加受講費なしで対策可能

英検や漢検は小学生に人気の資格。

漢検や英検の資格対策をご家庭でおこなう場合、対策テキストや想定問題集などの費用負担は避けられませんよね。

しかし、進研ゼミの会員であれば、追加受講費を負担することなく、通常受講費の範囲内で漢検や英検の資格対策をおこなえます。

進研ゼミのAI国語算数トレーニングは無学年学習に最適

進研ゼミのAI国語算数トレーニングでは無学年学習にも取り組めます。

無学年学習とは、お子さんの今の学年に関係なくおこなえる、先取り学習やさかのぼり学習のこと。

得意を伸ばし、苦手を補うには進研ゼミのAI国語算数トレーニングのコスパは抜群です。

コスパより質でタブレットを選ぶならZ会

コスパより質で選ぶならZ会がおすすめです。

というのも、Z会は教科書よりも上のレベルの問題に取り組みながら、発展問題に求められる思考力を養えるからです。

例えば、国語では教科書よりも多くの作品に触れることができ、算数では教科書よりも難易度の高い文章題があります。

いずれの場合も問題を解く上では、読解力や論理性が求められるので、自然と思考力が高められます。

取り組める問題数はZ会のほうが少ないですが、問題の質で選ぶならZ会ですね。

Z会のタブレット画面はシンプルで勉強に集中しやすい

Z会はタブレット画面がシンプルなので、勉強に集中しやすいところもおすすめポイント。

すでに学習習慣があったり、平均以上の学力を持ったお子さんに対して、励ましなどの余計な演出って必要ないですよね。

問題の質の高さもそうですが、タブレット画面のシンプルさもZ会タブレット学習の魅力です。

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タブレットのオプション講座を比較

進研ゼミとZ会のタブレット教材の最後は、有料で追加受講できるオプション講座を比較してみましょう。

まずは進研ゼミのオプション講座から。

進研ゼミのオプション講座

月額料金対象学年
プログラミング講座2,900円~1年生~5年生
オンラインスピーキング1,080円~1年生~6年生
考える力・プラス講座2,560円~1年生~4年生
かがく組1,090円~1年生~6年生
作文・表現力講座3,220円~3年生~6年生
考える力・プラス中学受験講座7,480円~4年生~6年生
考える力・プラス公立中高一貫受検対応4,260円~5年生~6年生

進研ゼミのオプション講座は全部で7講座。やはり受験対応講座が多いですね。

続いてZ会のオプション講座もチェックしてみましょう。

と言いたいところですが、実はZ会のタブレット教材は「全てが込み込みのセット受講」となっており、オプション講座は存在しません。

ちなみに5教科以外の講座でセットになっているのがこちら。

Z会5教科以外のセット講座

みらいたんけん学習1年生~2年生
未来探究学習3年生~6年生
プログラミング学習1年生~6年生
オンラインスピーキング5年生~6年生

Z会で個別に受講できるオプション講座は、タブレット教材ではなく紙教材のほうが充実しています。

解くに中学受験につながるオプション講座を受講するなら、Z会はタブレット教材よりも紙教材がおすすめです。

とはいえ、進研ゼミのタブレット教材との比較で高いと感じた価格差も、全てがセット受講できるZ会はとってもお得だということがわかりました。

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進研ゼミとZ会を比較/紙教材の違い

進研ゼミとZ会を比較/紙教材の違い

紙教材で5教科受講したケースの料金比較

この章では進研ゼミとZ会の比較において、紙教材の違いを見ていきましょう。

まずは紙教材の料金を比較してみます。

紙教材の5教科受講料金比較表

進研ゼミZ会
1年生3,250円~4,505円~
2年生3,490円~4,845円~
3年生4,460円~7,255円~
4年生4,980円~7,935円~
5年生5,980円~9,075円~
6年生6,370円~9,925円~

進研ゼミとZ会の受講費用を比較した結果、紙教材でもZ会のほうが高いことがわかりました。

とはいえ、大切なのは金額よりも学習内容。

進研ゼミの紙教材とタブレット教材の違いについて

実はタブレット教材と紙教材で学習内容が同じなのが進研ゼミ。いっぽうZ会はタブレット教材と紙教材では学習内容が異なります。

進研ゼミを検討する際は、紙かタブレットかの学習スタイルを決めていなくてもOK。

もし進研ゼミのタブレット教材を選んでお子さんに合わないと感じても、同じ受講料金で紙教材のほうにコース変更できます。

ただし、入会から6ヶ月以上経過していることが条件。6ヶ月未満のコース変更の場合は、端末代金として8,300円かかります。

紙教材からタブレット教材に変更する場合は、コース変更の手続きのみ。ただし、こちらも6ヶ月以内に解約すると8,300円の端末代金がかかります。

紙教材とタブレット教材を並列に考えるなら、毎月の受講料金が変わらない進研ゼミを検討してみるのがおすすめです。

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Z会の紙教材とタブレット教材の違いについて

Z会の紙教材とタブレット教材を選ぶ上で大切なのは、親御さんがどれだけお子さんの家庭学習に付き合えるかです。

親御さんが忙しくてお子さんの家庭学習に常に付き添えない場合は、紙教材よりもタブレット教材を選ぶほうが賢明です。

というのも、Z会の小学校低学年の紙教材は、親子で取り組む問題が組み込まれているからです。

Z会はタブレット教材と紙教材の学習カリキュラムは同じですが、記述形式の問題の数は紙教材が多め。

そのため中学受験を視野に入れている場合は、紙教材を選ぶのがおすすめです。ただ、親御さんが忙しいなら、無理して紙教材を選ばなくてもOK。

また、もしお子さんが紙教材よりもタブレット教材をやりたがるなら、その意志を尊重してもいいと思います。

1科目からの受講で安く抑えられるZ会の紙教材

Z会の紙教材は1科目から受講できる点は、進研ゼミにはないメリット。

進研ゼミとの比較じゃなくても、Z会のように1科目から受講できる通信教育ってそうそうありません。

1科目から受講できれば、受講費用を安く抑えられるだけではなく、お子さんにとっても無理なく続けられそうですよね。

実際に1科目でZ会の紙教材を受講できるのは3年生以上です。

とはいえ、見本の教材ではなく、数ヶ月くらいの期間で実際の教材の感触を確かめたいなら、Z会の紙教材はピッタリだと思います。

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進研ゼミとZ会を比較/解約手続きの違い

進研ゼミとZ会を比較/解約手続きの違い

進研ゼミの退会手続きは電話のみ

進研ゼミとZ会を比較して入会する上で、解約手続きのしやすさを判断材料にするケースもあると思います。

通信教育じゃなくても、定期的に購入する商品は辞めやすいほうが始めやすいですよね。

退会しやすさや辞めやすさを踏まえると、電話でしか解約手続きができない進研ゼミは、始めるうえでのハードルが高いと感じます。

実際に電話だと・・・

  • つながらないかもしれない
  • 引き留められるかもしれない
  • 気が変わるかもしれない

 

など、解約手続きがスムーズに進まないかもしれないリスクを抱えることになりますよね。

退会手続きに関しては、進研ゼミよりもZ会のほうがスムーズに進められます。

Z会の退会手続きはマイページから

Z会の退会はマイページから手続きできます。

いちおう退会理由を書く欄はありますが、ぶっちゃけ何を書いてもOK。

退会できるのが翌月になるか翌々月になるのかは、手続きするタイミングにもよりますが、いずれにしても手続き自体はスムーズです。

退会手続きがスムーズだと、将来的に再入会を検討するときも選択肢の1つにしやすいですよね。

退会しやすさと試しやすさをセットに考えるなら、進研ゼミよりもZ会のほうがおすすめです。

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進研ゼミとZ会の比較/まとめ

進研ゼミとZ会の比較/まとめ

さいごに進研ゼミとZ会を比較した結果をまとめておきます。

進研ゼミがおすすめなお子さん

  • 小学校で習ったことくらいは理解してほしい
  • 家庭学習の習慣を身につけてもらいたい
  • ゲーム感覚で楽しく勉強したい

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Z会がおすすめなお子さん

  • 中学受験を視野に入れている
  • 教科書を超えたレベルの高い問題に取り組みたい
  • 思考力を磨いてもらいたい

タブレット教材の違い

  • 進研ゼミは追加費用の負担なくできる講座が豊富⇒コスパで選ぶなら進研ゼミ
  • Z会はオプション講座がセットで受講できる⇒教材の質や難易度の高さで選ぶならZ会

紙教材の違い

進研ゼミは紙教材でも同料金でタブレット教材と差異なく学習できる

Z会の紙教材は3年生になると1科目から受講できてお得感あり

退会しやすさ

進研ゼミ<Z会

電話でしか退会手続きできない進研ゼミと、マイページから退会手続きできるZ会

退会しやすさは入会しやすさにもつながる大切な要素。

退会しやすさを物差しにすると、進研ゼミとZ会ではZ会のほうが試しやすい教材だと言えます。

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