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大学費用はどうやって貯める?学資保険に入らず8歳からの10年間でできる最善策

大学費用はどうやって貯める?学資保険に入らず8歳からの10年間でできる最善策

小1の壁を乗り越えると、さすがに将来の教育資金についても真剣に考えるようになりますよね。

教育資金には高校や大学、専門学校などにかかる直接的な費用と、塾や予備校、教材などにかかる間接的な費用があります。

その中でも直接的な費用となる大学は、「国公立か私立か」「文系か理系か」「自宅から通うか下宿するのか」によって数百万単位で異なります。

ちなみに大学の費用に関しては、授業料にフォーカスすると、医学部を除けば4年間の平均は400万円ほど。

10年後に400万円を準備するには、月額34,000円ペースで貯金できればOKだという計算になります。

ただ計算通りにいかないのが人生の難しいところ。。。

この金額を8歳からの10年間でできる最善策を考えます。

大学費用を8歳から貯める最善策はNISAの活用

大学費用を8歳から貯める最善策はNISAの活用

NISAならできるだけリスクを抑えながら手堅く増やせる

8歳からの10年間という括りなら、大学費用を貯める最善策はNISAを活用することです。

投資なのでゼロリスクではありませんが、NISAならできるだけリスクを抑えながら手堅く増やせます。

定期預金とNISAではどのくらい変わるのかを比較

さや
例えば、毎月3万円を定期預金に積み立てた場合と、NISAに積み立てた場合で10年後を比較してみましょう。

定期預金の金利は0.01%、NISAの利回りは2%で計算しています。

【定期預金】毎月3万円×12ヶ月×10年=3,601,410円(利息1,410円)

【NISA】毎月3万円×12ヶ月×10年=3,981,590円(運用益381,590円)

ということで、NISAの10年間なら月額3万円でも目標額の400万円にほぼ到達します。

8歳からの10年間という括りで、大学費用を貯めるシミュレーションをおこなってみました。

とはいえ、シミュレーション自体は何の前提条件も考慮せず、ただ平均費用の400万円を10年で貯める最善策を伝えたのみ。

実際には、住宅ローンがあったり、お子さんが2人以上いたりするなど、前提条件によって必要な額や積み立てられる額も異なりますよね。

さや
そこでおすすめなのがNISAで増やすだけではなく、無駄な出費を減らすことも同時におこなうこと。

NISA+節約で無理なく大学費用を貯めていこう

チリツモ10年間の複利効果は増やすだけではなく、減らすことにも活用しましょう。

ただし、節約が過度になると、子どもや家族の幸福感を損ないかねませんよね。

節約のココがポイント

削れるところ、削らなくてもいいところ、10年間の節約を無理なく続けるなら、いちどプロに相談してみるのもおすすめです。

プロの前で今の収入や希望のライフスタイルをアウトプットすれば、自分たちの前提条件に応じた優先順位や判断基準が見つかります。

それに節約の行動が具体的にイメージできるほど、目標額を達成する確率が高まりますよね。

大切なのは目標額だけではなく、そのための行動イメージまでが明確じておくこと。

行動イメージが明確なら

  • 目標達成のためのロードマップを作成できる
  • 節約のしどころがわかってメリハリをつけられる
  • モチベーションを維持するのに役立つ
  • 問題が発生しても軌道修正しやすい

など、ほんのちょっと立ち止まって相談してみるだけでも、目標額を達成するイメージが明確になります。

お金の悩みを解決するなら、お金のことをもっと知って行動することが大切。

残り時間で無理なく節約しながら、大学費用を貯めていくなら、貯蓄のプロに相談しないほうがむしろデメリットだと思います。

貯蓄のプロに無料相談してみる

大学費用を8歳から貯めるなら学資保険は不向き

大学費用を8歳から貯めるなら学資保険は不向き

学資保険が不向きな理由:選べる保険が極端にが少ない

大学費用を8歳から貯めるのに、学資保険が不向きな理由は、選べる保険が極端に少ないからです。

学資保険は修学前の0歳から6歳までに加入するのが一般的。

もちろん7歳以降でも加入できる学資保険はありますが、保険料グンと高くなって返戻率が100%を下回る商品がほとんど。

返戻率が100%を下回るというのは、積み立てた額よりも受け取る額が少ない状態のこと。

例えば、100万円積み立てて95万円しか戻ってこないみたいな感じです。

選べる保険が極端に少ないうえに、契約条件まで悪いとなると、8歳から学資保険で大学費用を積み立てるのはほぼ無意味。

大学費用を8歳から準備するなら、学資保険以外の手段を考えたほうが良さそうです。

不向きな学資保険でもあえて加入するメリット

ぶっちゃけ8歳からだと不向きな学資保険ですが、入るメリットはあります。

そのメリットとは、もし親が死んでも契約通りに満額の給付を受けられること。

もし払い込み期間中に親がなくなったら、支払いが免除されて、満期になったら予定どおりに契約通りの金額を受け取れます。

高度の障害を負ったケースでも同様です。

ただ加入条件そのものの厳しさは変わらないので、返戻金100%以上の契約にしておくことは必須。

例えば、払い込みを年払いにしたり、受け取りは満期のみにして、中学や高校の祝い金は受け取らない契約にするなどです。

大学資金を貯める仕組みを強制的に作れる学資保険ですが、お子さんが8歳からだとメリットを感じるハードルはかなり高いです。

それでも必要性を感じる親御さんは、今からでも入れる学資保険がないか、専門家に相談してみるといいでしょう。

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8歳からの大学費用はどうやって貯めるかのまとめ

8歳からの大学費用はどうやって貯めるかのまとめ

さいごに8歳からの大学費用をどうやって貯めるのかについてまとめておきます。

おすすめはNISA

10年あれば複利効果で、できるだけリスクを抑えながら手堅く増やせる

一般的な大学4年間の費用となる400万円なら、2%の利回りで毎月3万円の積み立てで目標額を達成できます。

あとは無理なく節約できれば、8歳から大学費用の準備をしても間に合う計算。

ただ計算通りいかないのが人生の難しいところなので、目標額を達成するための行動を明確にするためにも、貯蓄のプロに相談してみるのがいちばんです。

お子さんが小学生の今は、学習習慣と基礎学力をしっかり身につけてもらうのが、最も効果的な節約につながります。

お金の準備と同様に、お子さんには日々の勉強をコツコツと頑張ってもらいましょう、

 

 

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